セルフケアのための歯磨剤テクニック

みなさま、こんにちは。
中里デンタルクリニック、受付の下舘です。
今年も残り2ヶ月をきりました。今のうちにお口のメンテナンスを受けて、2020年を有意義に過ごしてみませんか!?

 

今週は、「セルフケアのための歯磨剤テクニック」についてです。

 

毎日使う歯磨き剤のチョイスは、お口の健康にとても大切です。ですが、様々な歯磨き剤があり、どれを選べばいいのか迷ってしまいますよね。自分のお口にぴったり合った歯磨き剤を選ぶためのヒントをいくつかご紹介します。

 

そもそも歯の着色はどうやって起こるのか、また落とすのか。白くてきれいな歯はとても魅力的ですよね。でも、「歯を毎日磨いているのに着色が付くのはなぜ?」と感じる方も多いのではないかと思います。歯の着色(ステイン)の原因や着色対策に効果的な歯磨き剤をご紹介します。歯の着色でお悩みの方は必見です!!

 

着色のメカニズムは、専門的には歯の表面のカルシウムに「ぺリクル」と呼ばれる唾液タンパクが付着し、その上に着色性の色素、タンパク、金属イオンなどが重なって少しずつ色が濃くなっていくと言われています。イオウが仲立ちをしている事もわかってきました。
では、歯の着色を招くものにはどんなものがあるのか。まず思いつくのが食品です。特にポリフェノールをたくさん含んだ食品はもっとも着色の原因になるとされています。
最近は健康志向の高い方も多く、抗酸化作用の高いポリフェノールを積極的に摂る傾向があります。お茶のカテキン、赤ワインのタンニン、コーヒーのクロロゲン酸、チョコレートのカカオマスポリフェノール、ブルーベリーのアントシアニンなどが有名です。炭酸飲料や酢、レモンなど、酸性のものや柑橘系のものをいっしょに摂ると、着色しやすくなるともいわれます。黒酢を飲む人が着色しやすいのはその例ですね。
食品以外では、ヤニの原因となるタバコのタールはもちろん、一部の医薬品、洗口剤、うがい薬なども着色の原因になることもあります。

 

では、どうやって着色を落とすのか…。ほとんどの人は、歯ブラシでこするのではないでしょうか。もちろん歯磨き剤をつければ清掃剤の(研磨剤)の効果で着色を落としやすくなります。でも、あまり毛の硬い歯ブラシや、研磨剤の強い歯ブラシでゴシゴシやるのはおすすめできません。硬い歯の表面も、傷付いたりすり減ったりするからです。
歯磨き剤の中には、着色汚れを落としやすくする成分が含まれているものもあります。当院では、「supersmile(スーパースマイル)」をおすすめしております。独自成分の「カルプロックス」は歯の着色汚れ(ステイン)を形成するタンパク質の膜(プロテインぺリクル)を特異的に分解します。従来の歯磨き剤は歯の汚れを削り取り、エナメル質まで傷つけてしまっていました。スーパースマイルの「カルプロックス」はエナメル質を傷つけることなく効果を発揮する、独自開発の成分です。また、フッ素も配合されています。
使い方は「歯ブラシを濡らさずにつけること」です。通常、歯磨き剤は歯ブラシを水で濡らしてから歯磨き剤をつけます。しかしスーパースマイルの場合は、乾いた歯ブラシにそのまま歯磨き剤をつけます。「カルプロックス」は、唾液と反応して「タンパク質」を分解しますので、乾いたままの状態で使用し、唾液とよく交わるようにします。ホワイトニング後のケアにもお使いいただけますので、手軽にホームケアできますね!!

 

当院では、着色を落とす「自費クリーニング」もございますので、お気軽にスタッフまでお声がけください♬

自分に合った歯みがき剤を選ぶコツ

皆さんこんにちは!

中里デンタルクリニックの歯科衛生士の堀内です。

今年もあっという間に寒い季節になりましたね。皆さん、体調には充分にお気をつけください。

 

さて、今日のお話は、歯を磨く時には欠かせない歯みがき剤についてのお話です。

皆さんはどのような歯みがき剤を使っていますか?

現在、市場にはたくさんの歯みがき剤がありますが、そのほとんどには「フッ素」が配合されています。

*よく耳にするフッ素とは?

実は、フッ素は自然界のさまざまなものに含まれていて、緑茶、野菜、肉、水産物などの食品にも含まれています。

そして、私たちのからだの歯や骨にも含まれています。

また、フッ素には、次の3つの働きがあります。

①歯から溶け出したカルシウムなどのミネラルが歯に戻る作用をスピードアップする。

②歯の結晶のなかに取り込まれ、むし歯になりにくい硬くて丈夫な歯をつくる。

③抗菌作用によってむし歯菌が増えるのを抑える。

*フッ素にはどんな種類があるの?

フッ素の具体的な成分として、「フッ化ナトリウム」と「モノフルオロリン酸ナトリウム」がほとんどを占めていて、これらが入っていれば「薬用」であり、よく聞く「医薬部外品」ということになります。

フッ化ナトリウムは、歯のもっとも表面ですばやく反応するといわれています。

一方、モノフルオロリン酸ナトリウムは、唾液と反応してフッ素を出しながら、歯の表面から深いところまでゆっくりと届いていくといわれています。

むし歯予防効果はどちらも同じくらいなので、他の成分との相性で、どちらを配合するか決められることが多いです。

*フッ素濃度の上限が1500ppmに!

これまで日本では、歯みがき剤のフッ素濃度は1000ppmが上限とされていましたが、2017年に厚生労働省より、1500ppmを上限にすることが認められました。

実際の製品では、上限である1500ppmを超えないように、少し少なめの1450ppmとして製造・販売されています。

濃度が上がったことで、大人のむし歯予防を意識した製品も登場しています。

大人のむし歯は、歯ぐきが下がって露出した歯の根の部分や、被せ物と自分の歯の境目から進行するので、より多くのフッ素が期待できる1450ppmの製品が予防効果が高くなります。

ですので、大人むし歯が気になる方は、1450ppmの製品をオススメします。

なお、お子さんへの使用に関しては安全性を重視し、「6歳未満には使用を控えるように」と国内では推奨されています。パッケージの注意書きにも記載されていますので、ご注意ください!

歯みがき剤をうまく選ぶためには、まず、お口の中の状況を理解することが大切になってきますので、一度、歯科医院で受診して頂くことをオススメします。中里デンタルクリニックでも、いつでもお待ちしております!

洗口液を使ってみよう!!

皆さんこんにちは!!

中里デンタルクリニックアシスタントの山内です。

11月になり、寒さがより一層厳しくなってきましたが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか?

 

さて、今回は「洗口液」についてお話しします。

 

様々な製品が販売されている「洗口液」。

歯周病予防に使ってみたいけど、たくさんあってどれを選べばいいのか迷ってしまう方も多いと思います。

お口の状況は人によって異なるため、基本的にはその人のお口に合ったものを歯科医院で選んでもらい、使い方を教えてもらうのが一番です。

とはいえ、洗口液とはどういうものなのか理解しておくことで、自信を持って使い続けられます。

 

液体タイプのオーラルケア製品を選ぶ時には、まずはそれが「洗口液」であるか、それとも「液体ハミガキ」であるかにも注意する必要があります。

洗口液も液体ハミガキも同じようなボトルに入っていて、ドラックストアなどでは同じ棚に並んでいるので、この2つを混同して使っている方は意外と多いです。

洗口液は基本的には「歯磨きをしてから使う」、液体ハミガキは「使ってから歯磨きをする」というように使う順番が全く逆です。

 

洗口液には、殺菌成分の他にも歯茎の炎症を抑えたり、バイオフィルムの形成を抑制したりする成分が入っているものがあります。

洗口液を選ぶ際には、「歯茎の腫れを抑えたい」「口臭対策がしたい」などご自身が何のために洗口液を使うのかをはっきり意識しておくと、ぴったりのものが選びやすくなります。

なお、洗口液が効果を発揮するには使用方法に記載されている時間だけ、すすがなくてはなりません。

ラベルには、「口に含み、20〜30秒ほどよくすすいでから吐き出してください」などと書かれています。

この時間は意外に長く、実際はかなり短い時間しかすすいでいない方も多いようです。

所定の時間分、しっかりすすぐことが大切です。

 

洗口液は「絶対に使用しないといけない」ものだとは言いませんが、歯磨きだけで細菌やバイオフィルムを十分に除去することは不可能で、細菌が残っているとそこから細菌の増殖が起こり、早期にお口の病気の元凶が再形成されてしまいます。

その意味で歯ブラシ後には洗口液を用いて、できるだけ細菌を除去することが良好な口腔環境を維持するために必要なことです。

ただし、ご自分の歯磨きだけではバイオフィルムが落とし切れない場所もあります。

ですので、歯科医院のメンテナンスに通って定期的にプロの手でフォローしてもらうことも忘れてはいけません。

 

みんな知りたい!歯磨きの科学!

みなさんこんにちは!中里デンタルクリニック.歯科衛生士の木村です。

今回は普段私が歯科衛生士としてよく質問されることについてお話ししていきたいと思います。

 

歯みがきのしかたって、本当のところ、どれが正解かのかな?と迷うことはありませんか?毎日みがいていたのに、なぜかむし歯になったり、みがきてるつもりなのに歯ぐき腫れたり。実際にたくさんの患者さんとお話ししていると、このような質問を受けることが多いです。ということで、今回は歯みがきについてお話ししていきます!

 

さて、歯みがきの目的はなんでしょう?

むし歯や歯周病の予防…たしかにそうですが、これだけでは歯みがきの具体的なターゲットが明確になりません。目的はズバリ、「悪さをする細菌を減らすこと」です。むし歯菌と歯周病菌では、性質もあばれる場所も大違いです。おのずと除去方法と使い分ける必要があります。

 

むし歯菌:歯面についたバイオフィルのじょうぶな膜をシェルターとし、なかにたてこもってヌクヌクと繁殖する。砂糖が大好きで、さかんに食べてはじゃんじゃん酸を排出するため、バイオフィルムのなかは酸でいっぱいに。この酸が歯を溶かしてむし歯ができる。

 

 

歯周病菌:歯の健康に大きな被害をもたらすのが、歯周ポケットのなかに潜む歯周病菌。歯周病菌の出す毒素が、歯ぐきや歯、支える骨に炎症を起こし、歯周病を引き起こす。ひと晩で約1000倍に増殖するので日々の除去は必須。空気が苦手で、奥へ奥へと隠れたがるため、除去はなかなかやっかい。

 

ではどこに何をすると歯みがき効果が上がるのでしょうか。

 

むし歯予防なら…

歯面にしつこくくっつくバイオフィルムの除去には、毛先がフラットなデッキブラシタイプの歯ブラシがおすすめ。バイオフィルムを取り除くにはこすり取るのがいちばん。デッキブラシタイプなら歯の表面を効率よくこすれます。

 

歯周病予防なら…

歯と歯ぐきの境目のミゾ、歯周ポケットのプラークの除去には、細く長くやわらかなテーパード毛タイプの歯ブラシがおすすめ。45度の角度でミゾのなかに差し込んで、やさしく動かしプラークを除去します。

 

次に歯ブラシの動かし方です

☆子どもの歯みがき

エナメル質がやわらかくむし歯になります。歯周病罹患率はとても低い。つまりターゲットは歯面です。

▼スクラビング法

歯面に歯ブラシを当てて小刻みに数ミリずつ動かします。力が入りすぎないよう、仕上げみがきをするときは鉛筆持ちで。

▼フォーンズ法

小さなお子さんの自分みがきや、かんたんに済ませたいときの仕上げみがきに。大雑把ながら、歯みがきのフッ素を歯に広げる効果はバッチリ。

 

 

☆大人の歯みがき

歯周病罹患率が8割超え。唾液に長年きたえられたエナメル質は硬く丈夫になる。歯周病の影響で歯ぐきがやせると、根もとの象牙質がむき出しなり、むしろむし歯になりやすくなる。持病の薬の副作用で、唾液による歯の修復作用が十分働かない人が増える。

つまりターゲットは歯面と歯周ポケットの両方。

▼スクラビング法

歯面に歯ブラシを当て、歯のあいだに毛先を入れてから、小刻みに数ミリずつ動かします。

▼バス法

プラークのたまる歯と歯ぐきのミゾ(歯周ポッケト)や歯のあいだに歯ブラシの先をやさしく差し込み、細かく動かします。

 

コツをつかんで、自分で自分の歯を守れるといいですね!当院でも歯みがき指導をしています。わかないこと、不安なことはもちろん、ここどうやって磨くの?という質問も是非してみてくださいね!

つらい…知覚過敏のズキッ!

こんにちは!歯科助手の目時です。

お天気は不安定な日が続いていますが、体調を崩さないように気をつけましょう!

 

さて、今回は「知覚過敏」についてのお話です。

 

冷たいものを食べた時などにキーンとしみることはありませんか?

その知覚過敏というものは、歯の外側にあるエナメル質が削れたりかけたりなどしたときや、歯茎が何らかの形で失われたときに起きる症状です。

虫歯がなくても何か問題が起きている可能性があります!

 

エナメル質が失われてしまうと、象牙質が剥き出しになってしまします。

その象牙質にはパイプ状の穴がたくさん開いています。

そこから外部の刺激が神経のほうに伝わってしまうのです。

 

象牙質の表面に層ができたり、唾液の成分が再石灰化したりすると、パイプが細くなったり塞がったりするため、象牙質がむきだしでも滲みない方もいます。

 

 

では、ご自分の知覚過敏リスクチェックをしてみましょう。

□あまり歯磨きをしていない

→歯垢のなかに酸が溜まり、歯を溶かしていきます。

□酸っぱいものが大好き

→酸味は体に良くても歯には悪いことがあります。

□スポーツドリンクをよく飲んでいる

→スポーツドリンクやビタミン飲料は歯が溶けやすいです。

□お口の中が乾いている

→唾液が減ってしまうと、歯の再石灰化(修復)が進みません。

□歯ぎしりや食いしばりがある

→歯のヒビや咬耗、欠けにつながります。

□歯磨きの力が強い

→歯がすり減ったり、歯茎が痩せてしまいます。

□毎日イオン飲料を飲んでいる

→意外と酸性度が強いそうです。

 

いかがでしょうか。当てはまる方は、知覚過敏のリスクがあります。

もし症状がある方はお気軽にご相談ください!

 

 

ここまでは主に、表面が削れてしまったことによる知覚過敏のお話でしたが、なんと表面に痛みがなくてもしみる場合もあるのです。

象牙質が見えているわけではなく、ヒビもなしという健康な歯なのに『内部』で炎症が起きていたということがまれにあるようです。

原因としては、歯ぎしりや食いしばりなどの圧迫によって神経に血が流れにくくなり、その後血流が元通りになったとき、歯の中に炎症が起き痛みに変わりやすくなるようです。

 

また、詰め物をして治した後しばらくしみたことはありませんか?

これは、削った刺激や虫歯の炎症で神経が敏感になり、落ち着くまで時間がかかるからです。自然なことですので心配は要りませんがあまりにも症状が強い場合はご相談ください!

 

 

中里デンタルクリニック.では、しみる症状に効果の期待できるペーストなども取り扱っておりますのでチェックしてみてください!

唾液の力はすごいです!

皆さまおはようございます!中里デンタルクリニック.アシスタントの畑中です。10月にも入り今年もあと3ヶ月で終わってしまいますね!これからはどんどん寒くもなってきますので、皆さま体調のほうお気をつけて下さい。手洗い、うがい大事にです!
さて、今日はどんなお話をするかと考えてみました。もちろんお口についてのことですが、皆さんは唾液について考えたことありますか?なかなか考えることありませんよね?今回は唾液の役割りなどをご紹介していきたいと思います!
唾液はとてもお口の健康を守るために常に活動をしています。たくさん役割はありますので4つ厳選してお伝えしますね。
①お口を清潔に保つ
食べかすや細菌を洗い流して、お口を清潔に保つ自浄作用があります。なので唾液が減ると、細菌が繁殖しやすくなるため虫歯や歯周病といったお口の病院になりやすくなってしまいます。
②粘膜を守ります
唾液のネバネバ成分であるムチンには潤滑脂として粘膜を保護する作用があります。唾液が減ると潤いが足りず傷ついて口内炎などになりやすくなります。
③歯を補修します
唾液中に溶け出した歯の成分は、時間をかけて唾液から歯に戻り、歯が補修されていきます。また、唾液中の糖タンパクは、歯の表面を保護する膜をつくります。
④味を感じさせます。
食べ物の成分が唾液に溶けることで、味を感じやすくなります。唾液が足りないと味が変わって感じられ、美味しく食べられません。
この4つだけでも唾液はすごく大事なものだとわかっていただけたでしょうか?皆さまは唾液の量はいかがでしょう。唾液が減ることによって唾液の役割が十分に発揮できなくなります。減ってきたな、もっと唾液を出したい方に唾液の量を増やすコツをお伝えします!
①水分をとりましょう
唾液は血液から作られます。血液のおおもとは水分になりますので、唾液を増やすには、水分をとりましょう。
②よく噛んで食べましょう
咀嚼をするほど唾液腺が刺激され、唾液が出てきます。食材を大きく切ったり、噛みごたえのある食べ物を選ぶなど、咀嚼回数を増やす食べ方の工夫も効果的です。
このほかにも顎の下や耳の下などをマッサージをすると唾液の分泌を促したりもします。前までは普通に唾液の量があったのに減ったと思った方はこれがもしかすると原因かもしれません。①脱水②持病のお薬など③加齢によるものなどあります。思い当たる方は先ほどあげたコツを意識してみてください。
このように唾液はすごいお口の健康を守るために働いてくれています!皆さまもお口の健康を守るために、歯磨きやお口の状態(虫歯や歯周病など)の確認がとても大事です。しばらく歯医者行っていない方、ぜひ中里デンタルクリニック.に定期検診お越し下さい。お電話でのご予約お待ちしております。

妊婦さんの歯科治療

皆さんこんにちは、昨日は雨と風が強く足下が悪い中の来院ありがとうございます。中里デンタルクリニックの勤務医の小松です。

本日は特に女性が気になるであろう妊娠中の歯科治療についてブログを書かせていただきます

出産を経験された女性はお分かりと思いますが、妊娠したら口の中が悪くなったという状況はよくあることです。原因としてはお腹の中の赤ん坊に栄養を取られるということではないです。妊娠によるホルモンバランスの変化と生理的な変化が主な原因です。

よくつわりとかで歯ブラシや歯磨き剤を口に入れるだけで吐き気がしたり上手く歯磨きができなくなり、甘いものが好きになり虫歯になるリスクがかなり高くなってしまいます。また人は唾液があった方が自浄作用や再石灰化作用も弱ってしまいます。原因がわかっていても簡単には直せないので歯科検診をうけ、サポートを得て大切な歯を守っていくことが大事です。

特に歯周病原因菌の一つで女性ホルモンが好物ば菌がいることで、よく歯肉炎、歯周炎になりやすいです。

歯肉炎は歯肉が腫れているだけで歯を支える骨はまだ破壊されておらず、軽度の歯周病です。プラークと歯石をきれいに取れば、1−2週間で腫れが引き元に戻すことができます。プラークは自分で歯磨きすれば全てを取れるわけではないですが大部分取ることができます。歯石は自らの歯磨きでは取ることができないので、歯科医院で衛生士さんの手で定期的なお掃除が必要です。

歯肉炎が進んでしまえば軽度歯周炎になり骨が少し破壊されてしまい、失われてしまった骨はなかなか完全には戻りません、これ以上の進行を防ぐためにもプラークと歯石の除去を行うことが必要です

中等度歯周炎になってしまうと歯を支える骨が減ってしまい、歯が長く見えてしまい放っておくと歯そのものがなくなってしまうので専門的な歯周病の治療が必要になります。

妊娠初期の方は妊娠で一番大事な時期で歯科治療は炎症や痛みを抑えるために応急処置に留めます。

妊娠中期は一般的な歯科治療を受けることはできますが抜歯などは産科の主治医に必ず確認しています

妊娠後期は寝かせすぎると低血圧症になってしまうので少し起こしながら治療します、処置も応急処置程度になります。時期にかからわず妊娠しているのであれば必ず伝えてください

最後に歯科治療での麻酔、薬、レントゲンについてです

歯科の麻酔は局所麻酔と呼ばれるもので使う薬はリドカインと呼ばれるものです。出産時にも用いられるもので妊娠中の方に使っても全く問題ありませんので安心してください

歯科の薬も種類があり比較的安全で必要最低限の分だけを出すので安心してください

歯科のレントゲンはデンタルレントゲンで0.008msv、パノラマで0.01msvです。この数値はかなり少なく妊娠中でも人体への危害性はほとんど問題ありません。人は生きているだけで自然に被曝している自然放射量があります。その数値は2.1msv、デンタルレントゲン262枚分です。また50msv未満であれば赤ちゃんへの影響は全く問題ないことが認められています。なので時期にかからわず麻酔やレントゲンの影響は心配ないので安心してください

大事なのは赤ん坊のためにも口の中を綺麗にして健康健全でいることが大事です

入れ歯に上手になれるコツ

みなさま、こんにちは。
中里デンタルクリニック、受付の下舘です。
寒くなってきましたね…。
当院では、寒さを吹き飛ばすような元気なあいさつでお迎えをいたします。

 

今週は、「入れ歯に上手になれるコツ」についてです。

 

歯を失った方にとって、最も身近な治療といえば、「入れ歯」の装着です。入れ歯は、1本だけ歯を失った方から全部の歯を失った方まで、どの歯を失った場合にも対応でき、多くの方のお役に立つ治療法です。使い慣れるまでには少し努力が必要ですが、いったん慣れてしまえば、使い方はごくシンプル。外せば簡単にお手入れができ、清潔を保ちやすいうえ調整や修理を繰り返しながら長く使っていただくこともできます。自分のお口に合わせて作られた「入れ歯」との出会いが、大切な相棒との一期一会となるように、上手な付き合い方をアドバイスをさせていただきます。

 

初めての部分入れ歯の場合、うまく入れられなかったり違和感から使わない方が多くいらっしゃいます。たしかに使い慣れるまでには、多少の努力が必要です。部分入れ歯の場合、クラスプというバネを、残った歯にかけて使いますので、まずその着脱に慣れなければなりません。
また、出来上がった入れ歯は患者様に実際に使っていただきながら、何度か歯科医院に通ってもらい、細かな調整を行っていく必要があります。出来上がりがゴールではなく、患者様のお口の模型の上で作った入れ歯を、実際の患者様のお口の動きに合うように、微調整して仕上げていく必要があります。
もうひとつ入れ歯を使う際に慣れていただきたいのが、お手入れ方法です。入れ歯は人工歯ですから虫歯にも歯周病にもなりませんが、自分の歯と同じように汚れます。ベタベタのプラーク(歯垢、細菌のかたまり)が付くので、清潔を保つためには毎日のお手入れが」必須なのです。
こうお話しすると、「入れ歯ってなんか面倒なんだな…」と思う方もおられるかもしれません。しかし入れ歯は、失った歯を補う治療法としては、歯を削る量が少なくてすみ、外科治療も必要ない、もっとも侵襲の少ない治療法です。これによっていろんなよい効果があるのはもちろん、将来介護が必要になった時もケアが簡単だというメリットもあります。お口の健康、そしてからだの健康のために、せっかく作った入れ歯をぜひ使っていきましょう。

 

入れ歯を使うと
① 見た目がよくなる
入れ歯は失った歯の代わりになるだけでなく、歯の周りのあごの部分も補ってくれます。歯を失いやせてしまったあごを補い、頬をふっくらと回復させるので、歯を失ったためにお口の周りにできるシワを減らす効果も期待できます。
② 噛めるようになる
自分の歯にくらべれば、部分入れ歯で噛める力はおよそ1/3程度といわれています。それでも、入れ歯に慣れて噛めるお口を回復させ、「よく噛んで食べられるようになる」ことは、からだの健康や食を楽しみほがらかに生活するために、とても重要なことです。
③ しゃべりやすくなる
歯を失うと、空気が漏れて発音しづらくなります。とくにサ行やタ行に影響しやすく、滑舌も悪くなってしまうことがあります。入れ歯を使うと、最初は発音しづらく感じますが、多く場合、使い慣れることによって回復することができます。
④ 噛み合わせが悪くなるのを防ぐ
歯を失うと、周囲の歯はその空いたスペースに向かって自然と動きます。そのため隣の歯が倒れたり、本来なら噛み合うはずの歯が出っ張ってきてぶつかり、上下の歯が噛み合わなくなってしまったりしてしまうことがあります。入れ歯によってこうした事態を予防できます。
⑤ 残っている歯を守る
歯の本数が減ると、噛む力が残った歯に集中してかかり、その歯に加わる負担が大きくなります。奥歯を失うと、前歯に力が集中し下から突き上げるため出っ歯になってしまいます。入れ歯を使うと、残っている大切な歯にかかる負担を軽減できます。

 

入れ歯との付き合い方には、コツがあります。
入れ歯は、喪失した歯の代わりに働いてくれる大切な体の一部です。使いこなすには慣れが大事ですので、焦らずに一歩一歩進めていきましょう。
4つのポイント
1、「はめる」「外す」の練習をしましょう
部分入れ歯→指で押さえずに強く噛んでいれると、入れ歯がゆがんだり壊れてしまうことがあります。一部だけ外れた場合は、無理に引っ張らず、いったん歯に戻してから外しましょう。
総入れ歯 →下あごから先に入れるほうが落ちにくいことが多いです。上あご下あご、どちらかが部分入れ歯の場合は、部分入れ歯から先に入れると落ちにくいです。
2、慣れるまでの期間(最初の2週間程度)と調整が必要です
入れ歯は、患者様のお口の模型上で製作せれているので、実際に使ってみるとキツく感じたり痛みが出ることがありますので、使い始めて1~2週間後にかならず調整を受けましょう。痛い時は予約日を待たず、医院に遠慮なくご連絡ください。調整中は試運転期間です。やわらかいものを食べて過ごしてください。(一度調整を受けて、よくなじんだ頃にもう一度精密な調整を受けると、入れ歯との相性がさらに良くなるのでおススメです)
3、お手入れ法や保管法を覚えましょう
・落とした時に排水溝に流したり壊したりしないように、水を張った洗面器などを下に置き、流水でブラシを使い磨きましょう。
・入れ歯ケースに洗浄剤と水を入れ、つけます。歯磨き粉は研磨剤で入れ歯に傷が付くので、使いません!!
使わない時は、水を入れた入れ歯ケースに入れて保管しましょう。入れ歯が乾燥するとゆがんだりヒビ割れを起こしてしまいます。ティッシュで包むと、うっかり捨てやすいので、絶対にやめましょう!!
4、何年かに一度は補修が必要です
長く使っていると、気づかぬうちに入れ歯が傷んだりお口のほうが変化して、合わなくなってしまうことがあります。まずは、歯科医院で診てもらい不具合が拡大しないように修理してもらいましょう。

 

「入れ歯が傷んでいないか」「あごの骨に変化がないか」をちぇっくし、虫歯や歯周病を予防して残っている歯を大切に守っていくために、歯科医院に普段から定期的に通い、メインテナンスを受けることをおススメいたします。
(就寝の際は、入れ歯を外して歯ぐきを休める時間をとってくださいね♬)

根面う蝕について

皆さんこんにちは!
中里デンタルクリニック.アシスタントの荒谷です。

こないだまでの猛暑が嘘のように、一気に秋めいてきましたね。気温差に注意しながら、体調管理なさってください。

さて、今回のテーマは『根面う蝕』についてです。加齢や歯周病により歯茎が下がると、歯の根が露出します。見かけも気になるところですが、それ以上に問題なのが、歯の根の表面はとても虫歯になりやすいということ。噛むところの歯はピカピカなのに、根元が虫歯になってポキリ。せっかく残せていた歯を失いかねない「根面う蝕」について、詳しく説明していきます。

歯は大別して、物を噛む部分である「歯冠部」と、歯を支える「歯根部」から成ります。歯冠部は歯茎より上の部分、歯根部は歯茎に埋まっている部分というのが、臨床的な分類です。加齢や歯周病により歯茎が下がると、歯の根元が見えてくるわけですが、この歯茎から覗く歯根部の面を「根面」と呼びます。そして、この露出した根面が虫歯になることを「根面う蝕」と言います。

根面が虫歯になりやすい理由を挙げていきます。まず、根面の象牙質を覆うセメント質がごく薄いことです。歯冠部の場合、厚みがあり硬いエナメル質が鎧のように象牙質を覆っていますが、根面では、ごく薄いセメント質がコーティングされているだけです。更に、そこのセメント質は細菌の出す酸により、すぐに溶かされてしまいます。そして悪いことに、象牙質はエナメル質よりも酸に弱く、成分が溶け出すPHが高いのです。私たちのお口の中は、飲食ごとに、お口の細菌の酸によりPHが下がります。一定のPHを下回ると、歯の成分が唾液中に溶け出すのですが、この現象が起こるPHがエナメル質と象牙質では違います。溶け出すスタートラインは、エナメル質が5.5で、象牙質は6.4。つまり、今までエナメル質では溶け始めなかったPHでも、象牙質は溶け始めるのです。このように、根面はすぐに象牙質がむき出しになり、しかも象牙質は歯の成分が溶け出しやすい性質があります。歯冠部は虫歯ひとつないのに、気づかない内に根面の方が虫歯になっているというケースが起こるのはこのためですね。

虫歯予防は歯みがきによるプラークコントロールが最も大切ですが、根面う蝕に限って言えば、大元の原因は「歯茎が下がること」です。なので、一番の予防は「歯茎を下げないこと」となります。特に歯茎を下げる原因となるのが、皆さんご存知の「歯周病」です。歯周病が進行すると、細菌の炎症により歯を支える顎の骨が減り、その結果、歯茎が下がります。歯周病を予防するためには、痛みや歯のグラつき等を感じる前から、歯科医院にメンテナンスに通って、検査してもらうことが大切です。歯周病も根面う蝕と同じく自覚症状なく進行するので、定期的な検査が欠かせません。また、歯ブラシの押し付けすぎには注意しましょう。力を入れてみがく習慣がある方は、繰り返す内に歯を傷めて、歯茎が下がってしまうことがあります。歯や歯茎を傷めない、優しくて丁寧なみがき方を、歯科医院で教えてもらいましょう。

歯茎が下がって根面が見え始めたら、「年だから仕方ない」で終わらせずにぜひ中里デンタルクリニック.へ!せっかく残せている歯が危険にさらされているサインです。新しいお口の状況にあった予防の戦略を一緒に練り直しましょう!!

すっぱいものは歯に良くない!?酸蝕症について

皆さんこんにちは。中里デンタルクリニック.歯科衛生士の堀内です。

9月に入りましたが、まだまだ暑い日が続きますね。

皆さん体調管理にはお気をつけください!

さて、今回のお話は「酸蝕症」についてです。

皆さんは酸蝕症という歯の病気をご存知でしょうか?

酸蝕症とは、酸性度の強い食べ物や飲み物だったり、逆流した胃酸に日常的にさらされることにより、歯が病的に溶けて、傷んでしまう症状になることをいいます。

食生活やストレス社会といわれる多忙な毎日との関わりが大きいので、現代人ならではの生活習慣病として注目されています。国内の実態調査では、約4人に1人が酸蝕症に罹患しているといわれているそうです。

例えば、このような方がいましたら酸蝕症のリスクになっていますので、お気をつけください!

①健康のために柑橘類や黒酢を毎日欠かさない!

健康意識が高いかたですと、すっぱい食品を積極的にとっているかたが多い傾向にあるそうです。しかし、過剰摂取は酸蝕症の原因になってしまいます。チビチビ飲み、チビチビ食べがいちばんよくありませんので、カプセルになったタイプを選ぶなどして、歯を守りましょう。

②筋トレ、ジョギングのお伴はスポーツ飲料、ビタミン飲料!

スポーツ中は唾液が乾いて自浄作用がきかず、酸蝕症のリスクが増大します。お茶か水にしましょう。どうしてもスポーツ飲料が必要な場合は飲んだ後にひと口水を飲むようにしましょう。

③赤ちゃんがぐずったら哺乳びんでジュース!

赤ちゃんの歯は軟らかく、酸にデリケートです。哺乳びんでジュースを飲ませていると、前歯の裏に酸が集中的に触れて酸蝕症の原因になります。発熱時にイオン飲料を与えるときは、飲ませた後にガーゼなどで前歯の裏側をぬぐってあげましょう。

④チューハイ、梅酒、ワインを毎晩チビチビと…!

果汁たっぷりの酸味の強いお酒が人気ですが、チビチビ飲むのは歯が酸に長く触れることになり、酸蝕症のリスクになってしまいます。また、酸性が強いお酒を口に残したまま寝てしまう寝酒にも要注意です。

もしも、酸蝕症ですと診断されたり、酸蝕症が疑われるかたは、酸で軟化した歯を歯ブラシでこすらないように、食後30分ほど置いてから歯みがきをしましょう。30分ほどすると歯を守ってくれる唾液の力が働いて、歯の硬度が戻ってくることが明らかになっています。また、歯ブラシは軟らかいものを使うのをオススメします。

今の時期は、特に熱中症対策として梅干しを積極的にとるというかたも多いと思いますが、それもリスクになりますのでご注意を!