皆さんこんにちは! 中里デンタルクリニックアシスタントの山内です。

お子様たちの夏休みが終わり、保護者の方も一安心したのではないでしょうか?

当院としても、歯科検診のカードを持っていらっしゃる患者様が少なくなって賑やかさが減ったことに少し寂しさも感じています。

 

さて、今回は奥歯の乳歯に関してのお話になります。

乳歯の一番奥歯と呼ばれる「第二乳臼歯」ですが、乳歯の中で一番最後に生えてくる歯だと言われており、3歳ごろに乳歯は全て生え揃うと言われています。

「第二乳臼歯」は生えてくると何でも噛めます。

歯の特徴として、全体的な形は永久歯の第一大臼歯に似ていますが、噛む面も第一大臼歯を一回り小さくして丸くしたイメージに近くなっています。

歯の噛む面積が広くて隆起があることで、咬頭や溝ができて食べ物をすり潰しやすくします。

すり潰す機能だけではなく、噛み切る機能を持っているのも大きな特徴です。

その秘密として、「斜走隆線」と呼ばれる隆起の連なりが挙げられます。

上の第一大臼歯には、顎の動きと交差する方向に歯の隆起の連なりがあることで食べ物を噛み切りやすくする機能を持ってくれています。

また、他の歯と比べて歯の根が開いている(足を広げているようなイメージ)のも大きな特徴です。

この根が開いている隙間に永久歯が生えてくるため、永久歯が生えてくるスペースを確保してくれます。

 

ここまで重要な役割を担ってくれる「第二乳臼歯」ですが、酸にとても弱く、噛む面の溝が虫歯になりやすいのも特徴です。

永久歯よりエナメル質が薄くて柔らかいため、永久歯では小さい虫歯だとしても神経まで到達してしまうような深い虫歯になってしまう可能性が高くなってしまいます。

もし、永久歯ができあがる前に乳歯が虫歯になって抜けてしまったら、今後の生え変わりに影響してしまってうまく生え変わらない可能性も出てきてしまうのです。

 

以上のことから、重要な役割を担っている「第二乳臼歯」はしっかり歯磨きをして生え変わりのタイミングまで守っていくことが必要になります。

冬休みにまた歯科検診のカードを持っていらっしゃる患者様が増える時期にはなりますが、虫歯のお子様が一人でも少なくなることをスタッフ一同願っています…