お口の中の悪い奴ら

皆さんこんにちわ!中里デンタルクリニック歯科衛生士の松田です。最近梅雨も開けたのか暑いひ日が続いていますね。。。熱中症にならないように気をつけましょう!
コロナもだんだんと落ち着いてきたのか、ちょっとまだ不安なところはありますが、コロナ予防も徹底しましょう!

さて、今回はお口の中の細菌についてお話したいと思います。私達のお口の中には1000種類以上の金が棲んでいます。きれいに歯磨きしても100奥個以上が棲み、雑だとなんと1兆個も?!切っても着れない細菌との縁。上手に付き合う作戦が必要になってきます!

▼ミュータンス菌のたちの悪い一味が脳出血を引き起こす。
コラーゲンは、アミノ酸が多数結合したタンパク質の一種。皮膚や血管、筋肉、内蔵、関節などで細菌をつなぎ合わせる大切な働きをしています。実はお口の中の細菌に、このコラーゲンにくっつく悪い奴らがいるのです。
お口の中の細菌は血液に入り込んで体内をめぐります。悪玉細菌の巣窟である歯周ポケットが深くなると、炎症の起きた歯茎からさまざまな細菌が血流に入り込みます。また、虫歯が進行すると、歯の根で増えた細菌がさかんに血液中に入り込みます。
こうしてまんまと血流に乗ったコラーゲン結合性ミュータンス菌は、血管の壁にたくさんあるコラーゲンにくっつき、血小板(出血したときに地を固める成分】の働きを妨げて脳出血を起こしやすくします。
そのうえ、血管にくっつき増殖して大きな塊になると、血管をつまらせます。同様に、心臓を取り巻く動脈に詰まれば心筋梗塞2、脳の血管につまれば脳梗塞を起こします。心臓弁膜などに付着して塊となった場合には、感染性の心内膜炎を起こしてしまいます。

<コラーゲン結合性ミュータンス菌とは?>
ミュータンス菌のなかでもとくにたちの悪いやつら。お口に棲むミュータンス菌の約1〜2割がこの一味。
普段は平凡な性格で、血管のコラーゲンにピッタリとくっつきます。ねばねば物体の多糖体を作ってくっつきあい。仲間を増やします。

▼脳梗塞の患者さんの感染率が高い!
これを裏付けるのが、脳出血と脳梗塞の患者さんを調べると、コラーゲン結合性ミュータンス菌の感染率が健常者に比べて高いという研究結果です。明らかにしたのは。国立循環器病研究センターと共同研究をした、大阪大学歯学部の仲野和彦先生の研究チームです。
また、国立循環器病研究センター、大阪大学歯学部、慶応大学医学部の共同研究では。コラーゲン結合性ミュータンス菌が微小脳出血を起こすことも発表しています。
この研究は、私達の命を狙う極悪細菌として、ミュータンス菌が世界中から注目されるきっかけになりました。

仲野先生の研究チームは、さらにこんな論文も出しています。脳の動脈を出血しやすくしたマウスにコラーゲン結合性ミュータンス菌を注射した場合にはいちじるしい出血が起きましたが、同様のマウスにコラーゲン結合性ミュータンス菌なしの注射をすると、なんと脳出血をおこさなかったそうです。

▼歯科の定期検診で脳出血、脳梗塞予防!
ミュータンス菌はあ、血流にのて体内に入ると、前掲したさまざまな病気を引き起こします。さらには、腸炎の悪化にも関わることが挙げられています。お口の中の悪いやつらを血液中に入り込ませないためには、歯周病の治療をし、体への流入口となる歯茎の炎症を作らないことです。歯とからだを守るために、歯科への定期検診受信をお忘れなく!

このように、歯を残すだけではなく、現在ではからだ全身にもつながっているため、しっかり歯を磨いてただいて歯周病にならないようにしていきましょう。
また。定期検診も定期的に受信するようにすると、歯の残存にも繋がりますし、体全部の健康を守るとこに繋がりますので、ぜひ定期検診は受けていきましょう。