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仕上げ磨きが大切なワケ

皆さんこんにちは!! アシスタントの山内です。 夏休みの時期になり、当院でもお子さんの患者さんが増えてきて賑やかになってきましたが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?? 最近また暑くなり、温度差が激しくなっていますが、皆さん体調には十分に気をつけてくださいね!! さて今回は、お子さんの話繋がりということで仕上げ磨きの大切さについてお話していきます。 お子さんがいる方、仕上げ磨きってしていますか?? 年齢が上がっていくと自分で磨きたい!!やってみたい!!という子も多いと思いますが、それはそれで大丈夫です。 実はその後の仕上げ磨きがとっても大切で、12歳頃まではしていただきたいです。 なぜ、それくらいの年齢まで仕上げ磨きをしていただきたいかというと、6歳臼歯を守るためなんです。 6歳臼歯というのは、下の前歯の生え変わりと同じ頃に生えてくる永久歯の奥歯のことです。 この6歳臼歯ですが、お子さんが自分で磨くだけでは虫歯にならないように守るのがとても難しい歯です。 その理由は大きく分けて4つあります。 ①噛み合わせ面の溝が深く、さらに側面にも溝があるため、歯磨きが難しい ②生えたての永久歯は柔らかいため、虫歯になりやすい ③生えかけの間は手前の乳歯との段差があるため、歯ブラシの毛先が届きにくい 6歳臼歯はこれまでに生えていた乳歯のさらに奥に生えてくる歯です。 そんなに奥にまで歯ブラシを当てようという習慣や意識はなかなかお子さんにはないと思います。 ④奥側には歯茎が被さったまま、生えてくることも多い 歯茎の下に汚れが溜まって、掃除しようとすると痛い時もあります。 お子さんだけの自分磨きでは触らないようにする子も多いです。 6歳臼歯は大人の歯の第1号のため、今後長い人生で噛むのにたくさん使われる大切なワケ歯です。 詰めたり被せたりするのに削ることは歯の寿命を縮めてしまうことに繋がるので、どれだけ健康な状態で守っていけるかが大きなカギになります。 ですが、本当に仕上げ磨きこれであっているのかな??と不安になっている親御さんももしかしたらいらっしゃるかもしれません。 ぜひ1度、歯医者を受診して正しい磨き方やお子さんのお口に合った歯ブラシを聞いてみてください。