デンタルフロス&歯間ブラシの使い方

みなさま、こんにちは。

中里デンタルクリニック、受付の下舘です。

3月になりました。卒業式の時期ですね♬記念写真はぜひ笑顔で歯を見せて撮影してくださいね!!

 

 

今週は、「デンタルフロス&歯間ブラシの使い方」についてです。

 

 

みなさんは歯磨きにどんな道具を使っていますか?歯ブラシだけを使っている『歯ブラシ一刀流』の方も多いと思います。ですが、むし歯や歯周病の予防は、どんなにしっかり磨ける方でも歯ブラシ1本だけでは不可能です。日常のオーラルケアに、ぜひデンタルフロスや歯間ブラシも使いましょう。ただ、どちらも誤った動かしかたをすると、歯や歯ぐきを傷つけることがあります。使い方のコツを少しご紹介いたしますので、お役立てください。

 

 

歯磨きは1日2回、または3回以上している方も増えてきました。ですが、デンタルフロス(以下フロス)や歯間ブラシを日常的に利用している方は少数派です。厚生労働省やライオンさんの調査によれば、3割程度です。

ですが、どんなに丁寧で上手に歯磨きできるかたでも、歯ブラシ1本でお口を清潔に保つことは不可能です。むし歯や歯周病は、歯の表面に付着したプラーク(歯垢、細菌のかたまり)が原因で起きますが、歯ブラシだけではほぼ絶対に磨ききれないところがあります。そこに日常的にプラークが溜まっていると、定期的に歯科医院にチェックとクリーニングに通っていても、そこからむし歯や歯周病になってしまいます。

 

 

【歯ブラシの通らない「コンタクトポイント」】

歯ブラシでは磨ききれない場所1つ目は、歯と歯の接する「コンタクトポイント」(専門的には「接触点」といいます)」。2本の歯がぴったりくっついて生えているとき、歯がぶつかっているところです。

このすき間には歯ブラシの毛先は物理的に入りません。ここに溜まったプラークは、フロスでないと取り除けません。

【歯ブラシが当たりにくい「歯の根元まわり」】

2つ目、歯が隣り合ったところの「歯の根元まわり」(専門的には「隣接面歯頚部」といいます)。根元まわりには歯ブラシが当たりにくく、溜まったプラークは時間とともに病原性増して、歯周病の原因になります。根元まわりに沿うように当ててから、磨く必要があります。

 

 

コンタクトポイントの清掃は、単純にフロスを歯と歯の間に通せばOKです。ワックス付きのフロスが通しやすいです。

歯の根元まわりを清掃するには、フロスならば、コンタクトポイントに通したあとにそのまま根元まわりまでフロスを持っていき、歯ぐきの溝に糸をやさしく少しだけ入れ込んでから、歯の根元から歯の先端へと繰り返しフロスを動かします。

また、歯間ブラシは歯と歯のあいだに挿し込んだあと、歯の根元の表面にブラシの毛先が当たるように傾けてから動かします。ただ、誤った使い方は、歯ぐきを傷つける恐れがあります。このとき気を付けていただきたいのが、歯と歯のあいだにある「歯間乳頭」(「乳頭」とは突起の意)を傷つけないようにすることです。フロスや歯間ブラシを通すことで、このへこみのプラークはある程度落ちるのですが、盛り上がった歯肉にフロスや歯間ブラシが直接当たるのが繰り返されると、歯肉が傷ついて歯と歯のあいだに目立ったすき間(ブラックトライアングル)が生じてしまいます。

 

 

使い始めは、歯科医院でプロの指導を受けましょう。また、お口の状態によっては、フロスや歯間ブラシの使用を避けていただきたいこともあります。患者さんのお口の状態をいちばんわかっているのは、かかりつけの歯科医院です。フロスや歯間ブラシを使おうと思ったときは、ぜひ相談してください。歯間ブラシは使っていただきたいサイズがその方によって違いますので、お気軽にスタッフまでお声がけください♬