歯と入れ歯と長生き

こんにちは。中里デンタルクリニック.です!

 

いよいよゴールデンウィークですね。

外出を控えておうち時間が増えたと思いますが、何をしてお過ごしですか?

手洗いやうがい、歯磨きも忘れずに、感染症対策をしっかり行いましょう!

 

 

さて今回は、『歯と入れ歯』についてのお話です。

「歯がある人は年齢を重ねても元気」というイメージはありませんか?

実はそのイメージは間違いではなく、自分の歯で噛めている方や、

しっかり治療を受けて入れ歯を使って噛めている方は、体力の衰えが

なだらかという研究結果があるのです。

老後の元気な生活のために、歯科医院が役に立つのです!

 

日本人の「平均寿命」は男性が約80歳、女性が約87歳くらいです。

では、「健康寿命」は何歳でしょうか。

男性では71歳、女性は74歳にとどまっているのです。

男女共に、「平均寿命」と「健康寿命」の差が10年ほどあります。

つまり、多くの方が要介護期間を経て亡くなっているということです。

 

そんななか、高齢者の寝たきり予防を支える土台として、

歯科医療が大きな役割を果たすということがわかってきました。

自分の歯をなるべく残すか、あるいは入れ歯でかめるようにする

ということはとても大切なことで、認知症予防につながったり、

寝たきりの原因の一つである転倒のリスクを下げたりすることができます。

 

 

「噛み合わせがよい人ほど長生きで、噛み合わせがよくない人ほど生存率が低い」という研究結果があるのですが、歯がなくても入れ歯で噛んでいる人と、治療せずに噛み合わせがない人では大きな差があることがわかりました。

自分の歯があることがもちろんですが、入れ歯を使って噛み合わせを維持できていれば長生きできるのだそうです。

 

入れ歯が使えるようになるまでには、歯科医院での調整や、慣れる努力も必要で、患者さんとしては大変かもしれません。しかし、老後に慣れた入れ歯があることがとても大事なことなのです。

 

また、「噛み合わせがよい人は転倒しにくい」というデータがあります。

それはなぜなのでしょうか。

歯の根っこを包み、歯を支えている歯根膜という器官は、

感覚を受け取る器官で、体の位置感覚を司ると言われていますが、

その情報のおかげで脳がバランスを取りやすくなると

考えられます。

また、認知症の方に入れ歯を入れていただくと、

前年よりも転倒がすくなくなったという結果が出ているようです。

 

 

よく噛む方は、「意欲」「想像」「実行」などを司る前頭前野が活発に動いているようです。

さらに、よく噛めるということは低栄養になりにくくなります。

 

 

歯を失って食べにくくなったら、かかりつけの歯科医院にまずはご相談ください!