スプリントについて

皆さんこんにちは、中里デンタルクリニック勤務医の小松です。最近コロナの影響で慌ただしい日々になってしまっているかと思います。

歯科医院は感染リスクが高いなどの話もあるかと思いますが、実際は口腔環境が不潔のままであれば感染リスクは高まってしまいます。なので少しでも清潔にするために治療とメンテナンスや自身での歯磨きを頑張ってください

今日はマウスピースについてお話しいたします。マウスピースは別名スプリントやナイトガードなどとも呼ばれており大きく言えば全て同じです。

しかし用途や目的によって異なります。

当院で作っているのは治療用のスプリントです。

皆さん夜寝ているときに歯軋りしていたり日中に食いしばりを感じることはありませんか?また噛んで歯が痛くなったり、朝起きたら頬っぺたがいたい、顎の関節が痛くて口が開けられないという症状はありませんか?

歯の治療をしているにあたって原因でわけると大きく3つに分けることができます。

1つは虫歯による被せ物や詰め物、根の治療

2つ目は歯周病による歯茎の治療

3つめが強い噛みしめによる歯周組織に痛みがでることへの治療

数としては少ないですが虫歯や歯周病でもない場合は噛み合わせが原因と考えられることが多いです。

人の噛む力はおよそ体重分の力がかかると言われています。70キロの成人男性だとすると食事時だけでなく必要以上に噛んでしまうと毎回70キロの力が歯と歯周組織にかかります。

言い換えれば毎回、歯に70キロのハンマーで叩かれているイメージです。そうなると歯は段々と擦り減ってしまい、痛くなってしまうだけでなく歯を支えている骨や歯茎も下がってしまい動くようになり進行してしまうと抜かなければいけない状況になってしまいます。

痛い症状だけを取るのであれば簡単です。神経を抜くことです。しかし神経を抜いてしまった歯の寿命は長くありません。神経を抜くのはよほどのことでない限りは行いません

歯を削らずに歯の痛みを抑える方法はあります。それがスプリントです。

スプリントは着脱式の透明な硬いプラスチックでできています。違和感こそ大きくあると思いますがこれをつけることで人の噛む力を代用してくれて、痛みや深い症状、歯が動いてくるのを防止することができるでしょう。

市販のスプリントも売っていますが当院では上顎の型取りをとってから作ります。そうすることで一人一人異なる歯並びに即した自分1人だけのオリジナルスプリントが作ることができます。

噛んでいたい方や歯軋りを感じている方、今症状がなくても悪くなるリスクを少しでも減らすために気になるようでしたら一度ご相談ください