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顎から音や痛みは出ていませんか?

皆さまおはようございます。今年もあと少しで終わってしまいますね!楽しいこと嬉しいことがたくさんあったのではないでしょうか?   さて、今回のお話は顎関節症についてです。 皆さまは「顎関節症」という病気を知っていますか?聞いたことがある方はたくさんいると思います。   顎関節症とは、顎関節やその周辺の筋肉などに問題が起きる病気の総称で、症状としては、「口が開かない」「開きにくい」また音がしたり、あごを動かすと痛みが出るなどがあります。時々音がする程度であれば、しいて治療をする必要はありませんが、口が開かないなどの機能障害や、つらい痛みがある場合は治療の対象になります。   顎関節症は「噛み合わせが悪いせい」「肩こり、腰痛、頭痛などの体調不良に関係が深い」というような取り上げられかたが盛んにされていた時期があり、現在でも顎関節症をとても怖い病気だと思っているかたも多いようです。しかし顎関節症は本来、大事にしているのに悪化していくような悪性の病気ではありません。さまざまな要因により加わっている顎への負担を取り除けば、多くの場合スムーズに治っていきます。   顎関節症の治療というのはどんな治療かというと、当院での流れを説明していきますね。 ①問診 「どんな症状がありますか?」「いつ、どんなときに症状がでましたか?」など症状についての質問などをします。 ②検査 口腔内の検査や顎全体のレントゲンを撮影をして顎関節症以外の病気の有無や、顎の骨が変形していないかを調べます。 ③視診・口腔内の触診、診察 顎に歪みや腫れはないか、顎関節症と紛らわしいほかの病気はないか、かみ合わせ、歯ぎしり、くいしばりはしてないかなど診たりします。 ④診断と治療説明 検査結果を伝え、顎関節症の治療についてご説明します。マウスピースが必要な方は状況によってはその日のうちに型取りをします。 ⑤薬の処方 痛みがひどい方にはお薬を処方する場合もございます。 ⑥マウスピースのお渡し 後日完成したマウスピースをお渡します。就寝中に使用していただきます。 簡単な治療の流れになりますが、クリーニングなどは必ず行うようにしていますのでお口の状態によっては歯の治療が必要な方などは形が変わってしまうこともあるので、先に治療を進めてからマウスピースの作成をすることもあります。   その後はメンテナンスなどにしていただき、お口の状態、マウスピースの洗浄など行っていきます。 顎の調子が良くない方などは一度検査をすることをおすすめいたします!