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インプラントを可能にする骨造成術

こんにちは!中里デンタルクリニック.です。 先日はバレンタインデーでしたが、皆さんはチョコレートを食べた後、しっかり歯磨きしましたか?? 当院でも、スタッフから院長にチョコレートが贈られました♪ さて今回は『インプラントを可能にする骨造成術』というテーマでお話していきますね。 まず「インプラント」とは、歯を失った場所に歯をつくるために、人工の歯根を歯槽骨に 埋め込む治療のことです。 そのため、インプラントを支える『歯槽骨』が十分に存在していなければ、 インプラント治療を受けることができません。 歯槽骨が足りないとはどういうことでしょうか?原因として多く挙げられるのは、 ① 歯周病や歯根部にできた病巣を放置してしまい、炎症が起きて歯槽骨が溶け出した ② 噛む力が強くて歯槽骨が溶け出した ③ 外傷で失った ④ もともと歯槽骨が少ない部位である           …ということです。 でもご安心ください!インプラントにしたいのに歯槽骨が足りないと診断されてしまった患者様のために、 現在は「ご自身の骨や人工骨を用いて歯槽骨を増やす手術」が行われています。それが『骨造成術』です。 骨造成術の中でも代表的なのが、「GBR法」です。その手順は、 ① 歯槽骨が足りずに露出してしまった人工歯根(インプラントの柱)の表面に人工骨or自家骨を置く。 ② 置いたところを人工膜で覆い、歯茎で閉じる。 ③ 半年後に人工膜を取り除く。 その他にも、サイナスリフトやソケットリフトなどの方法があります。 患者様のお口やインプラントを入れたい部位など様々な条件をみて、最適な方法で行われることになります。 そのためには、CT撮影などでの診断が欠かせませんね。 当院にもCT撮影装置やレントゲン撮影装置がありますので、まずはご相談ください! 『骨造成術』を受けた後の注意点は?? ① 毎日丁寧に歯磨きをしてお口の清潔を保ちましょう。 ② 歯科医院で定期的にメンテナンスを受けて、噛み合わせや骨の状態をチェックしてもらいましょう。 ③ 骨造成術やインプラント治療の術後に歯茎の腫れや違和感があるときは、すぐに歯科医院に連絡し受診しましょう。   たとえ違和感程度であっても、症状があることは危険なサインの可能性があります。必ずご相談ください。 インプラント治療に終診はありません。インプラントを良い状態で維持するため、 患者様と歯科医院の新しいお付き合いがはじまります。 おいしく快適に食事ができるお口を、二人三脚で末永く守っていきましょう!