オールセラミックの治療を知りたい!

みなさんこんにちは。中里デンタルクリニック.です。すっかり秋になりましたね。

 

先月はたくさんの患者様に自費の被せ物・詰め物を選んでいただき、満足の治療へのお手伝いをさせていただきました。その中でもセラミックの良さをもっと知ってもらいたい!ということで、今回はセラミック治療についてお話しします。

 

金属を使った古い被せ物。黒い変色気になっていませんか?実は経年変化による黒ずみと無縁で耐久性も高いオールセラミッククラウンが普及しています。そもそもなぜ古いクラウン(被せ物)になぜ黒い線が出てくるのでようか?理由は大きく分けて3つに分かれます。

①金属の影響で黒い

歯周病やオーバーブラッシングで歯茎が退縮。そのクラウンと歯茎の隙間から、クラウンの継ぎ目の金属や、金属イオンが溶け出し黒くなった歯が見えてしまいます。

②歯根の変色で黒い

時間とともに神経を取った歯の中のコラーゲンが変色して色が濃くなり、歯周病やオーバーブラッシングで歯茎が退縮した隙間から見えてしまいます。

③クラウンの下に虫歯が!

クラウンの継ぎ目にプラークが溜まり続けると、接合部分にからは歯根から虫歯が入り混みます。クラウンに隠れて広がり、神経をとってあると痛みも出ず発見が遅れがちです。

 

このように例え自費治療である金属フレームにセラミックを焼き付けたメタルボンドクラウンでも、入れた当初は満足していたのに、時間が経つにつれてクラウンと歯根の継ぎ目に黒いラインが見えてきた、という患者さんは案外多いです。しかし現在では、審美性と耐久性を兼ね備えた新素材のオールセラミッククラウンが誕生し、それにつれ、治療のやり替えに積極的な患者さんも増えています。

 

きれいに被せ物を入れるためには前準備として、是非歯周病の改善にも力を入れていただきたいです。歯茎が腫れたり血が出ていると、お口の型取りが正確にできず、患者さんのお口に合う精密なクラウンが作れません。また、クラウンの縁が歯茎の溝の中に隠れるようにセットする際に、ピタっときれいに合わせることができません。そこでまず、歯磨き指導、クリーニングと歯周ポケットの歯石除去で、歯周病を改善しましょう。

 

綺麗に作られたクラウンをセットしたら、綺麗に長持ちさせたいですよね。セルフセアのポイントは歯茎の際の丁寧な歯磨き。というのも、ここにプラークが溜まって歯周病の炎症が進行すると、歯を支える骨が失われ、その分歯茎が痩せてしまいます。するとピタッと合わせてあるクラウンの継ぎ目が見えてしまうのです。本物の歯が生えているかのように、せっかくピタッと合わせてあるのですから、ていねいにケアしてきれいな状態を長く保っていきましょう。

ただし、歯ブラシで毎日ゴシゴシ強く磨いていると、それだけ歯茎が痩せてきてしまうことがあります。そこでおすすめしたいのがタフトブラシです。プラークが溜まりやすく、磨き残しやすい歯茎の溝には、軟らかいタフトブラシを使いましょう。やさしく効率的にお掃除でき、歯周病を予防するだけでなく、歯根へとむし歯が入り込むのを防ぐことができます。なお、噛む力が強いから、食いしばりや歯ぎしりの癖があるかたは、クラウンのチップを防ぎ、クラウンと噛み合わせている歯を傷つけないために、力のコントロールが必須です。歯科医院でマウスガードを作り、必ず就寝前に装着するようにしましょう。

 

セルフケアの他にもうひとつ、私たちがお願いしていることがあります。それは「メインテナンスを受けに今後も定期的に来院してください」ということです。セルフケアというのは意外に難しく、ていねいに続けていても磨き残しはどうしても出るものです。また、歯石が溜まってしまうと、硬くてご自身で取ることはできません。セルフケアでは見逃してしまうこうしたお口の汚れを、プロフェッショナルケアでしっかりと綺麗にするために、定期的に受診していただきたいのです。お口の中を清潔にすることによって、クラウンの周りの歯茎の健康を維持でき、クラウンの美しさを保つことができます。それだけではなく、プロフェッショナルケアを受けてお口全体が健康になれば、治療の繰り返しが止まり、現状のままお口を長く保つことができます。治療が終わったからといって、私たち歯科医師や歯科衛生士との付き合いまで終わらせないでください。今後も一緒に、きれいなクラウンと、お口の健康を守っていきましょう。

 

歯ぎしりから歯を守る!

皆さまこんにちは!

今回のお話は『歯ぎしり』についてです。

 

無意識のうちに歯をギリギリと擦り合わせたり、

強く噛んでしまったりする噛みしめなどの歯ぎしりのことを、『ブラキシズム』といいます。

5〜15%の人が、寝ているときにブラキシズムをしてしまっていると言われています。

 

ここで、簡単にブラキシズムチェックをしてみましょう!

①歯がすり減って光沢(ツヤツヤ)がある

②朝起きると顎が疲れている

③夜よりも朝の方が、知覚過敏が強い

④歯が欠けたり割れたりしやすい

⑤家族に指摘されたことがある

⑥被せ物が壊れやすい

心当たりがあれば、お早めにご相談ください!

 

長年歯ぎしりが繰り返されることで、歯の1番外側の硬いエナメル質がどんどんすり減っていきます。

すると内側の柔らかい象牙質がむき出し状態になり、

しみやすくなったり虫歯のリスクも高まってしまいます。

ひどい時には歯が折れてしまうこともあるそうです。

また、せっかく通って治したはずの被せ物も

ブラキシズムによって壊れてしまうことがあります。

インプラントの金属まで折れてしまう事例もあるようです。

 

歯だけでなく、歯周病が進行する原因の1つになることもあります。

過剰な力が歯の周囲の組織を壊し、歯ぐきを支える歯槽骨が失われてしまうのです。

歯ぎしりがあると、歯周病の治療も回復が遅れてしまうことがあるようです。

 

現在、ブラキシズムの原因は解明されていません。

ただ、「眠りが浅い時に起きる」ということが明らかになっています。

しかし、睡眠時のブラキシズム自体を止める有効な方法はまだ見つかっていません。

そこで重要になるのが次善の策です!

 

そのひとつが、眠りの質を改善すること。

そのためにできることはこちらです!

①いびきの治療をする

②寝酒を止める

③タバコをやめる

④ストレスをなるべく減らす

⑤逆流性食道炎を治す

 

もうひとつが、スプリントの使用で力の被害を最小限に抑えるという方法です。

寝ている間、お口にスプリントをはめることでブラキシズムによって発生する力を

分散させて被害から守ります。

スポーツ用の柔らかいマウスピースとは違って硬めで、

噛み合う面もフラットになっているので力を入れて噛めないようにしてあります。

もし壊れてしまっても、修理は簡単にできますのでまずはご相談ください!

 

睡眠時ブラキシズムの被害を食い止めるために最も重要なのは

患者様本人の気づきです。患者様がブラキシズムを認識し、

納得してくださることが、スプリントを使って確実に被害を

減らす第一歩となります。

 

昔詰めた材料はかけたりしていませんか?

こんにちは!中里デンタルクリニック.です。

暑かった日が過ぎて今は寒くなりましたね。季節の変わり目は体調が崩れやすのでお気をつけください。

 

 

寒い時期になると冷たい風や甘いものがしみる方はいませんか?もしかするとそれは虫歯による痛みか詰めていた材料が欠けてしまっている可能性があります。皆さまはお口の中に詰め物などは入っていませんか。一度見てみるのもいいのかもしれません!銀の詰め物や白いものなどは入ってはいませんか?お口の状態や治療によっては入るものが違う場合がございます。今回は歯科の治療で使われているコンポジットレジン修復についてお話ししていきます。

 

 

白い詰め物の治療で知られるコンポジットレジン修復は、歯科治療において必要不可欠な治療法になっています。患者様にとって嬉しいメリットは、色が目立たないということです。しかもその日のうちに治療が終わります。コンポジットレジンを使う治療では、材料を直接歯に詰めたり盛ったりして修復します。そのため金属やセラミックの詰め物のように、型を取って製作する必要がありません。(ただ、むし歯が大きいと対応できない可能性もあります)

型取り後、装着のために再度来院せずにすみ、白い治療がその場で済むことはコンポジットレジン修復の魅力ですね!

 

 

コンポジットレジンも年数とともに耐久性や丈夫さも急速に進歩を遂げてきました。ただそうとは言っても、修復物はお口の中で毎日機能し、食事のたびに強い力を受け止めています。どんな修復物も時間が経てば消耗しますが、特にコンポジットレジンは、丈夫になったとはいえ樹脂の一種なので、銀歯に使う金銀パラジウム合金のような硬度は持ち合わせてはいません。修復範囲が大きくなればなるほど摩耗しやすく、また強い力がかかるとかけることもあります。

 

 

ことに噛む力による摩耗は、上顎の第一大臼歯の摩耗を1とすると、下あごの第一大臼歯、第二大臼歯ではおよそ5倍ほどになると言われています。下あごの奥歯の詰め物には強い力がかかるため、使って5〜6年も経つと個人差はありますが少しずつ摩耗していきます。それはコンポジットレジン修復の弱点ではありますが、むしろ利点ととらえることもできます。噛み合う天然歯にとっては優しい材料だからです。そして摩耗したり欠けたりした時には治すことも可能です。(状況によっては難しい場合もございます)

 

 

欠けたのか、摩耗したのかわからない方もいらっしゃると思います。そういう方はメンテナンスで定期的に検査をしていくことによって判断することは可能ですので、気になる方は是非定期健診をお勧めします。

 

こんなお薬服用していませんか?

みなさんこんにちは!!今回は特病の薬と歯科治療についてお話していきたいと思います。

みなさんは特病に欠かせない大切な薬が、「歯科治療の邪魔をする時がある」ってご存知でしたか?お口と体の病気は、最近までそれほど「関係がない」と思われがちでした。でも実際にはお口とからだはつながっていて、特病の治療の影響をお口も受けています。そして薬によっては、歯科治療を受ける際に副作用を生んでしまう事があるのです。

 

 

今は超高齢社会です。65歳以上の高齢者が25%を越え、今後10年程で3割を越えると言われています。子供の虫歯が減る中、歯科医院においでになる患者さんの多くは中高年層です。なかでも高齢者の患者さんは人口動態の変化とともに増え続けています。

そしてその多くの方は特病を持ち、他科で処方された薬を常用しています。統計では65歳以上の高齢者の約6割が循環系の問題を抱え、多くの患者さんが血液が詰まらないように血液サラサラの薬を飲んでいるということです。

そんな患者さんの歯を、止血のための配慮無しに抜いてしまったら大変です。血がなかなか止まらず困ったことになってしまいます。

また、骨粗鬆症のお薬を飲んでいる場合ですと、抜歯などの傷をきっかけに、ビスフォスネート製材(BP剤)を継続的に使う患者さんの顎の骨が細菌に感染し壊死してしまう事があります。

糖尿病の患者さんは細菌感染を起こしやすくなっています。抗菌薬を事前にお飲みいただくなど必要な感染対策をしていきますので、歯科医師に必ずお伝えください。血糖値が高すぎると歯科治療を延期せざるを得ないこともあります。血糖値のコントロールをお願いします。

特病のある患者さんの歯科治療は、全身状態の影響を避けては通れません。

そこで抜歯などの大きな治療を減らすためにセルフケアと定期検診で予防していきましょう。自分だけでお口の健康を守ろうとするのではなく、歯が痛くなくても定期的にお口の健康チェックや、クリーニングを受診していただきたいです。お口が清潔になることによって肺炎予防や、血糖値の改善や血栓予防まで体に良い事がたくさんあります。

年齢とともに細菌への抵抗力が低下し、特病もあってリスクの高い患者さんが、病気をコントロールしつつすこやかに暮らしていくには、予防型のお付き合いが重要になります。

 

中里デンタルクリニックでは、その方に合った定期検診のスパンでご案内させていただいております。 このお話を聞いて、そろそろ行こうかな?と思った方は是非ご連絡をお待ちしております。

みなさま、こんにちは!!

中里デンタルクリニックです。少しずつ、肌寒くなってきましたね…。風邪をひかないように、気をつけましょう!!

 

 

今回は、赤ちゃんの小さな歯を守るためのお話です。赤ちゃんの虫歯予防、実際に始めてみると、仕上げ磨きにつまずいたり、歯磨き剤の使い方に迷ったり、理想とのギャップに戸惑いも多いのではないでしょうか!?そこで、乳幼児の発達段階に応じた実践的な予防のコツをお話します。

 

 

赤ちゃんの虫歯予防の3大ポイントは、

①虫歯菌の感染を減らす

生まれてきた赤ちゃんのお口の中には、虫歯菌はいません。虫歯は、周囲の人からもらったむし歯菌によって起きるのです。成長するなかで誰しも感染はしますが、感染をなるべく少なく抑えていくと、むし歯のコントロールがその後、とてもラクになります。

 

 

②歯磨きで虫歯菌を追い出す

はじめて下の前歯が生えはじめたら、寝かせた姿勢でお口のなかをそっと覗いたり、お口の周りに触れたりして、歯磨きのための口慣らしをはじめましょう!!上の前歯が生えてきたら、仕上げ磨きをはじめます。ママ・パパも小さなお口の歯磨きに慣れていきましょう!!

 

 

③歯をフッ素で丈夫にする

多かれ少なかれ、むし歯菌は赤ちゃんのお口に感染するものです。そこで、フッ素を使って赤ちゃんの歯を固くて丈夫な歯にしてあげましょう!!フッ素には、歯の再石灰化を促進する(溶けかかった歯を補修する)働きもあります。歯が生えたらすぐに使いはじめましょう!!

 

 

上記にて、『むし歯菌は周囲の人から感染する』ことがお分かりいただけたところで、ここで問題発生です!!赤ちゃんに一番近い、ママ・パパのお口は大丈夫なのか?!ということです!!

お口が清潔で穏やかむし歯菌を持っている人から少量もらうのか、それとも凶悪なむし歯菌がいてむし歯で苦労している方から大量にもらうのか、これによって将来むし歯になりにくくなったり、そうでなかったりするのです。

 

むし歯菌の感染源はその約75%が母親、そして15%が父親、そして残りの10%が祖母や保育所の保育士さんだということが分かっています。ただ、先ほどもお話ししたように、むし歯菌は誰もが持つごく一般的な常在菌で、唾液も手やお口の周りなどいろんな所についています。スプーンの共用を避けるなどの必要最低限のことはしっかり守るとしても、徹底的に防ごうとすると、あれをしてはダメ、これをしてもダメと大変な努力が必要になります。それでは子育ての喜びが半減してしまいますし、日常生活にだって支障が出てしまいます。

 

 

ここで提案したいのが、感染源であるママ・パパの口腔環境を改善する『ご両親の口腔ケア』です。つまり、対症療法的に頑張ってストレスを増やすのではなく、お子さんとのスキンシップを心配しないですむように、その原因を改善しましょう。赤ちゃんのむし歯を心配するなら、まずご両親のお口のメインテナンスから!!遠回りのようでいて、いちばん効果が高い方法ですよ!!

どうして?治療後の痛みや違和感

皆さんこんにちは!!中里デンタルクリニックです。

今回は治療後に出ることのある痛みや違和感についてのお話です。

 

「やっと治療が終わった!!」とほっとしたのに痛みや違和感が残って気になったことはありませんか?

歯周病が痛みのないまま進行することはよく知られていますが、実は虫歯は無自覚で進行してしまいます。

硬いエナメル質に穴が開くまでにはだいぶ時間がかかり、その間は全く痛くありません。ついに穴が開いても最初は「ちょっとしみるかな…」程度にしか感じない方がほとんどです。神経が細菌に感染しかけていても気づかずに過ごしてしまうことも多く、痛みを感じた時にはすでに神経を取らなければならない状況になってしまいます。

 

歯科の治療は、小さな詰め物も神経を取る治療も生体を削ったり切ったりする外科的な処置を伴います。早期に発見できず感染が広がれば、その分取り除かなければならない部分も大きくなります。

また、いくら感染した箇所をしっかり殺菌したとしても最終的には感染や取り除いたことによってダメージを受けた組織が回復するのを待たなければなりません。

患者様の辛い症状を一刻も早く改善するために歯科医師が精一杯いい治療をするのは大前提です。しかし、治療が大きくなるほど改善したと実感していただけるまでには多少のタイムラグがあることもご理解いただければと思います。

 

次は項目ごとに痛みや違和感についてご説明していきます。

 

Q.先日削って詰めた歯が時々しみる。歯医者さんに相談したら「様子を見ましょう」とのことだったが、放っておいて平気?

A.削った歯をしっかりと殺菌し、正しいやり方で詰めてもしみるということは少なからずあります。

確かにしみなくするための一番効率的な方法は神経を取ってしまうことです。

しかし、神経を残せる可能性があり、いくらかしみる程度で生活に大きな支障がなければ様子を見ることをおすすめしています。それほど神経は歯にとって大切なものなのです。

歯の寿命は大きな治療をすればするほど短くなっていきます。詰め物や被せ物をして使い続けることはできますが、要である神経を失った歯は健康な歯のように一生涯使い続けることはできません。

「様子を見ましょう」の一言には「これからも私たちが責任をもって経過を診ていきます」「将来にわたってあなたの歯を大切に守っていきたいと思っています」という歯科医師の気持ちが込められていることを知っていただければと思います。

 

Q.治療する前はそこまで痛くなかったのに、神経を取る治療を始めたら猛烈な痛みと腫れが起きた。治療に失敗したの?

A.安心してください!!一時的な炎症で治療が失敗したわけでは全くありません。

実は歯根の治療の専門医でも3%程度の患者さんに起きる偶発的な症状で、残念なことにしっかりとした治療をする歯科医師ほど遭遇しやすく、頭の痛い問題となっています。

感染した神経を取り除き、詰め物をして歯を使い続けるには歯根の先までしっかりと器具を通して掃除する必要があります。そのことは同時に炎症箇所を刺激することになり、器具を通すことによって新鮮な酸素を根の先に送り込むことになります。

根の先で炎症を慢性化させ静かにしていた細菌は、器具の刺激と酸素によって一気に活気づきます。増殖し、膿とガスを出して周囲を圧迫するため激しい痛みと腫れを引き起こすのです。

こうした時は抗生剤を飲んでいただき、治療途中の仮のふたを外して膿を出すなどの応急処置をします。急激な痛みで驚かれるでしょうが、しっかりと対応いたしますので安心してください。

 

いかがでしたでしょうか?急な痛みで心配になることもあると思いますが、痛みや違和感の原因を少しでも理解していただければと思います!!

 

生え替わりの時期の歯を守る!

みなさんこんにちは。中里デンタルクリニック.です。楽しかった夏休みも終わり、お子さんたちは新学期を迎えましたね。今年の夏もたくさんのお子さんたちが夏休みを利用して、当院に定期検診に来てくださいました。今回はそんなお子さんの歯並び・むし歯についてお話ししたいと思います。

 

乳歯から永久歯に生え変わる時期は実はお子さんのお口の健康にとって大変リスクの大きな時期です。

 

生えたての歯は軟らかくむし歯菌の出す酸に弱い上、生えかけの奥歯はかみ合わせの面が引っ込んでいます。グラグラする歯の周りには隙間ができ、プラークが溜まりやすく、歯茎はデリケートで歯磨きがとても難しくなります。生えたての永久歯をむし歯にしてしまうお子さんは珍しくありません。生えたばかりの奥歯には、深い溝があり、歯ブラシはどうしても届きません。混合歯列期ならではのリスクの高い場所にはシーラント、フロス、フッ素を積極的に使い上手に乗り切っていきましょう。ただし、困難なこの大変動期を超えれば、歯は徐々に硬く丈夫になっていきます。歯が生え揃えば、歯みがきもグッと楽になります。

 

また、この時期は、歯並びの問題も表面化しやすく、ご家庭だけではお子さんの歯の健康を管理するのはとても大変です。たとえば歯が大きい割に顎が小さく、歯が生えるスペースが足りないと、歯は混み合ってガタガタになってしまいます。乳歯列は、2歳半から3歳くらいで完成し、きれいに並びます。その後、5歳くらいになると、からだの成長とともに顎が大きく育ちます。すると乳歯の歯と歯の間の隙間ができてきます。歯と歯の間に隙間が空いた小学校入学前後の子ども達は、ちょっとユーモラスな独特の愛嬌がありますね。この隙間について「すきっぱになった」と心配する親御さんもおられますが、むしろ5歳前後では、隙間があるほうが正常な状態です。実はこの歯の隙間は、大きな永久歯が生えてきたときに、きれいに並ぶための大切なスペースになります。顎がしっかりと発育したお子さんには、このスペースがしっかりと確保されます。ところが近頃は、このスペースの備えのないまま、永久歯が生え替わる時期に突入するお子さんが目立ちます。歯の生え替わりはお子さんによって個性があり、早い遅いはまちまちです。生え替わりが早く進むお子さんもいれば、じっくりゆっくり進むお子さんもいます。永久歯への生え替わりがゆっくりだと心配かもしれませんが、実はゆっくりと生え替わっていくお子さんの方が、顎の成長する時間が長く確保でき、よい歯並びのためには有利です。

 

永久歯をむし歯から守り、歯並びの悪化を防ぐための対策を打つなら、6歳頃から始まる混合歯列期をどう過ごすかが重要になってきます。つまり、メインテナンスの開始時期は、とても大事です。できれば混合歯列期に突入する少し前の3〜4歳から、定期的なメインテナンスをはじめていただきたいと思います。歯科医院の手を借りて少しやり方を変えれば、むし歯のリスクコントロールを行うことができます。もし乳歯にむし歯ができても混合歯列期が始まるまでに口腔環境を完全できれば、生え替わった永久歯をむし歯ゼロで守っていくことも、十分可能です。乳歯列のころからお子さんの成長過程を見守らせていただくメリットは、ほかにもあります。お子さんの歯並びが将来大丈夫なのか、あるいは悪くなる兆候があるのか専門的な目で診て、問題がおき始める前に診断することができるからです。悪化が予測される場合は、成長過程を見ながらタイミングを見計らって咬合育成を開始でき、一生に一度のこの時期を、歯並びの悪化を防ぐために切り札にすることができるのです。

 

お子さんの成長は待ったなし。日頃から見守っていないと、せっかくのチャンスを逃してしまうケースも少なくありません。お子さんに「歯で苦労しない人生」をプレゼントしてあげましょう。

いろいろな口内炎

こんにちは!

お盆休みはゆっくりできましたでしょうか?

夏休み中の皆さんは、宿題進んでいますか?

丸付け部隊のお父さんお母さんも頑張ってください!

 

さて! 皆さんは、口内炎がお口にできて痛かったな

という体験をしたことはありますか?

何度も繰り返したり、なかなか治らなかったりという

方ももしかしたらいらっしゃるかもしれません。

今回のお話はその『口内炎』についてです。

見ていきましょう!

 

一般に『口内炎』と呼ばれているものは、

白くて小さくて食事の時に痛むあのできものですよね。

これを、専門的には

「アフタ」といい、たくさんある口内炎のうちの

ほんの一部なのです。『口内炎』と呼ばれるものは

たくさんありますのでいくつか紹介します。

 

【アフタ】

繰り返しできる理由はまだ明らかになっていませんが

可能性としてはビタミンBの不足、鉄分不足、

体力の低下時などですが研究中だそうです。

栄養バランスに気をつけ、疲れを溜めないようにする

事が大切ですが、これ!という予防法が確立されて

いないため炎症を抑えて痛みを和らげる対症療法に

なります。

それでも一番注意して頂きたいのは、アフタが2週間

経っても治らない時にはまず歯科医院で診てもらい、

それでも治らなければ口腔外科で検査を受けるように

してください。

 

【口腔カンジダ症・ヘルペス性口内炎】

カビ、ウイルス、細菌による感染症の代表例です。

白くなったところを綿棒でこするとポロッと

剥がれます。もし剥がれない場合、前ガン症状の

白板症である可能性があります。

唾液の分泌が少ないとカンジダ菌が繁殖しやすく

なりますので入れ歯の方は要注意です!

私たちは元気な時にはこれらの菌たちと平和に

共存しているのですが、免疫が落ちることにより

症状が出てきます。

体力低下の原因を突き止め、しっかりと休んで

ください!

 

【全身症状の一部としての口内炎】

主な例を紹介します。

・アレルギー症状の一部   ・先天性のもの

・貧血など         ・自己免疫疾患

・腸の病気     などです。

 

【切り傷】

不安定な噛み合わせ、歯の被せ物が合わない、

入れ歯、欠けて鋭くなった歯などが原因でできて

しまう事があります。慢性的なキズはガンになり

やすくなるリスクも生じますので、なるべく

キズにならないように気をつけましょう。

 

【ニコチン性口内炎】

タバコをよく吸う方に多く見られます。通常痛みは

なく、たまにしみる程度です。禁煙すると数ヶ月で

改善されるようですが、長年のタバコで重大なダメージ

を与えている場合には、改善の後も粘膜の変化や

ガンの前兆がないか見ていく必要があります。

 

【前ガン病変】

これからガンになる可能性があるものです。通常は

痛みがないため見逃されやすいようです。アフタと

違い、2週間経ってもよくなりません。しこりや

ただれがあるときは検査を受けましょう。

 

 

どれも「お口の中のバイ菌に二次的に感染を起こし

やすい」という理由でそれらは見た目が似ている事が

多いです。粘膜は本来2週間ほどで綺麗に治るはず

ですので、それを過ぎても治らないようであれば

念の為に口腔外科で検査を受けてくださいね!

 

歯の色は何色ですか?

お盆が過ぎて8月も真ん中まで来ましたね。連休は楽しめましたか?

そして夏休みの皆さま宿題は進んでいますでしょうか?夏休みには関係はないのですが、長いお休み中歯を白くするためにホワイトニングを受けた方もいるのではないのでしょうか。そんなホワイトニングについて少しお話をしていきますね!

 

 

皆さまは歯医者でするホワイトニングとご自身で買ったものとでするものと何か違いがあるのかお分かりでしょうか?歯科医院では、ホワイトニングを歯科医療の一環として行ってもいます。虫歯や歯周病、被せ物のある方にも安全で、適切にホワイト人ができるよう診査・診断、前処置をして進めています。

 

 

最近では、ネットで海外のホワイトニング剤を買われている方をよくみます。ただお手軽ゆえに自己流で行ってしまいますとなかなか白くならなかったり、痛みが出てきてしまうこともあります。まず、痛みが出る原因としては虫歯や歯にヒビが入っている、知覚過敏があるなどです。虫歯に関しては、一見しただけではわからない歯と歯の間や、詰め物の下などに隠れて痛みのないまま広がっていることがあります。それを知らずにホワイトニング剤を塗布すると、虫歯に薬剤が入り込み激しくしみたり、最悪の場合は神経まで炎症が広がった歯髄炎になってしまうこともあります。歯の寿命に関わりますので、ホワイトニングは歯科医師の診査・診断を受けて行いましょう!また、歯茎が炎症していると薬剤が炎症に反応し薬剤本来の効果を果たすことができませんのでやはり歯茎の状態を良くしてから行いましょう。

 

 

そして、被せ物・詰め物が入っている方はいらっしゃいませんか?ホワイトニングは、自分の歯を白くすることはできますが、すでに入っている被せ物や詰め物の色まで白く変えることはできません。天然歯だけがホワイトニングされると、被せ物や詰め物の色がむしろ目立ってしまうことがあります。そういうときは天然歯に合わせて被せ物や詰め物を入れ直すことで、調和した口元にすることができますので歯科医院にご相談ください。

 

 

私もよくドラックストアなどに行くと歯磨き粉に「ホワイトニング効果」と書かれているものがたくさんあるのを目にします。ただ日本製の歯磨き粉には、漂白のための薬剤は入っていません。ホワイトニングの効果をうたう製品には、ステイン(表面の汚れ)の除去には優れていますが、歯本来の色を漂白する機能はありません。歯磨きの時にむやみに歯をこするのはやめましょう!エナメル質が薄くなると象牙質が透け、かえって黄色く見えるようにもなりホワイトニングを受ける時に知覚過敏も起こりやすくなります。ホワイトニングに興味のある方は一度近くに歯科医院に訪ねてみるのも良いかと思います。

そのいびき、中里デンタルクリニックで治せるかも!?

皆さんはご家族から「いびきがうるさい」と指摘されたことはありませんか?当院の患者様の中にも、「歯ぎしりはしないけど、いびきはしょっちゅうかきます」とお話ししてくださる方もいらっしゃいます。肥満や年とともに増えてくるいびき。うるさいならまだマシですが、じつはいびきは「ぐっすり眠れない!」と訴える、からだの悲鳴だということを知っていますか?

大きないびきをグッスリ寝ている証拠だと思ったら大間違いです!!慢性的に睡眠が足りてないからだの悲鳴です。

不眠症の全体の中の8割ほどの患者さん睡眠時の無呼吸症候群や低呼吸症候群になんらかの関連があると診断されることがわかっています。

この睡眠症候群は、「いびきをかいて寝ている」と思って聞いていると、突然喉が詰まったような「クッ」とか「カッ」とかいう音がして、そのあと「……」と呼吸が止まります。その後、息苦しそうに大きないびきを再開するという、気道の閉塞が原因の深刻な病気です。

呼吸が苦しく、眠りが浅くなるため、体は休息を必要としているにも関わらず、いくら寝ても休息にはなりません。放っておくと、いのちを縮めてしまうこともある、怖い病気なのです。

また、睡眠時の低呼吸症候群とは、つまり「いびき」のことです。いびきをかくことによって、呼吸がスムーズにできず、低呼吸におちいってしまっている状態をいいます。原因は無呼吸症候群と同じ、気道の閉塞です。低呼吸は無呼吸にくらべて深刻度はいくらかマシですが、慢性的な不眠症におちいって

しまうことには変わりはありません。

「いびきをかいて寝ている」というと、グッスリと眠っているイメージがあり放置しがちですが、現在はその逆。いびきは、眠りの邪魔をするやっかいなものです。

こうした不眠症は、眠れないからといって、いくら眠り薬などを処方してもらっても改善はしません。原因の根本は気道の閉塞、つまり気道が物理的に塞がれてしまうことが問題だからです。

横になったとき、ダラリと気道のほうへ下がってしまう舌や軟口蓋がトラブルのおおもとなら、それをなんとかしないかぎり、改善は望めません。お口の中の治療、といえば歯科治療の領域内ですよね。

というわけで、いびきが引き起こす不眠症の治療は、歯科で受けることができます。ただし、現在の健康保険制度の規定では、治療を保険診療で受けるための診断は医科で受けなければなりません。

もしかしたらと思う方は、一度ご相談ください。