再発見、唾液の大切さ「うま味の世界」

皆さんこんにちは!中里デンタルクリニック歯科衛生士の田口です。
最近肌寒くなってきましたね。季節の変わり目は体調を崩しやすいので、体調管理に気をつけていきましょう。
さて、今回は「うま味」についてです。

「うま味」と聞いて、何を思い浮かべますか。「こんぶやかつおぶしに含まれている」「日本で発見された味で、最近、世界で注目されている」ー少し詳しい方ならご存知かもしれませんね。
ところで、美味しさとは何でしょうか。「うまい」と「おいしい」は同じ意味で使われていますが、「うま味」とはどう違うのでしょう?
うま味とは、甘味、酸味、塩味、苦味といった基本味の一つで、科学的に分類される味覚の一種です。
一方おいしさは、いくつもの要因が重なり合って生まれます。食べ物の見た目や色つや。鼻から嗅ぐ香り(鼻先香)と、食べ物が口に入ってにおいが鼻に抜けたときに感じる香り(口中香:おいしさに強く関与する要因)。甘味、酸味、塩味、苦味、うま味などの味。舌触り、歯ごたえに咀嚼時の音。まわりの環境にくわえ、その食品を食べた人が持つ記憶や思い出も影響します。オーケストラで例えれば、楽団を構成する奏者の1人が「うま味」で、楽団が奏でるミュージックが「おいしい」といえます。
日本人におなじみの納豆は、外国人には苦手な方が多いです。これは食文化の違いに関係していますが、それはつまり、その人の経験や記憶のなかで、納豆の味がおいしさと結びついていないからだといえます。

うま味といっても、うま味が具体的にどんな味か、実感したことがある方は少ないのではないでしょうか。そこで、うま味をご自分で体験する方法をお教えしましょう。用意するものはドライトマト(無塩でも有塩でもOK)と水です。
まず、水を一口飲んで、お口の中を湿らせます。そしてドライトマトをお口に入れて、20〜30回かんでください。最初はトマトの酸味や塩味を感じるでしょう。ですが噛んでいるうちに薄れていき、20回も噛むころにはトマトの味がお口の中からなくなります。
完全になくなったあと、舌の上全体にボヤッと広がる感じが残ります。この「お口に残る余韻」がうま味なのです。とてもデリケートな味で、人から教えられないと気付けないレベルです。体験した外国シェフたちは、「舌全体に広がる淡い微妙な味」「持続性があり余韻を残す味」と評していました。
ドライトマトが手に入らない場合は、おしゃぶりこんぶ(味つけのされていないもの)でも同じような体験ができます。形がなくなるまでこんぶを噛んで、お口に残った余韻に意識を傾けましょう。

ドライトマトを噛むと、最初は酸味により、続いてうま味により、唾液が分泌されていきます。ドライトマトの中に入っているいろいろな味の成分が唾液と混ざり合って、舌の受容体に到達して、脳に伝えられます。
味を味として感じるには、唾液を混ざり合うことが必須です。唾液を出すにはよく噛むことが大切で、よく噛むにはよく噛めるお口でないといけません。
みなさんが歯医者さんに定期的に通っているのは、虫歯や歯周病の予防や治療のためですよね。しかし、その根底にあるのは、「いつまでもおいしく食べられるように歯を大事にしたい」という気持ちではないでしょうか。
中里デンタルクリニック.では皆さんに定期検診をおすすめしています。今は大丈夫と思っていているかたも油断は禁物です。お口の健康、さらに身体の健康を守るためにもメインテナンスにいらしてください。お待ちしております。
また、なるべくはを削らずに、患者さんにあったケア方法をお伝えしたい!という思いから、唾液を採取してお口の環境を数値、グラフ化する「唾液検査」実施しています。この検査によって、今のお口の環境での虫歯や歯周病のリスク、口臭の度合いが分かります。結果からケア方法まで詳しく歯科衛生士がアドバイスしております。検査自体はとても測定時間5分程度と簡単な検査になっていたので、ぜひお試しください。

フッ素濃度の高い歯磨き剤が虫歯予防に効くって本当?

皆さんこんにちは!中里デンタルクリニックの歯科衛生士松田です!最近季節の変わり目になってきて寒くなってきましたね・・・
私も気温差で鼻水がとまりません・・・早く気温が安定してほしいものです(´;ω;`)
みなさんも体調に気をつけてお過ごしくださいね!!

さて、今回は「フッ素」のお話です。
よくフッ素濃度の高い歯磨き剤が虫歯予防に良いと聞きますが、濃度によって実際、どれくらい差があるんでしょう?また、歯磨き剤に濃度が書いてありますが調べる方法は無いんでしょうか?

今日はそんなお話をしていきます。

海外の研究では、フッ素濃度が1000ppmから1500ppmになると、虫歯になる歯面数が約20%減るといわれています。1000ppm以上の歯磨き剤には濃度の表示義務がありますので、表示されていないものは1000ppm未満と思われています。

2017年に、歯磨き剤に含まれるフッ素濃度の上限が1000ppmから1500ppmに引き上げられました。それから4年、1450ppmの高濃度フッ素を配合した歯磨き剤は、店頭や薬局でもおなじみのものとなりました。
濃度が上がったことによって、実際のところ、どれくらい虫歯の予防効果が変わるのか、気になる方も多いでしょう。

過去にアメリカで行われた研究をご紹介しましょう。8〜11歳の子供2415名を2つのグループに分け、1000ppmと1500ppmの歯磨き剤を三年間使用し続けてもらい、虫歯になった歯面数を比較しました。すると、1000ppmより1500ppmを使っていた人の方が、虫歯になった歯面数が21・8%少なかったのです。
世界保健機関(WHO】も、フッ素濃度1000ppm以上の歯磨き剤では、濃度が500ppm増すごとに虫歯予防効果が6%上がると述べています。

含まれるフッ素濃度が高くなると単純に虫歯予防効果も上がると言えますが、歯磨き剤によっては、パッケージにもチューブ本体にもフッ素濃度が記載されていないものがあります。実は「1450ppmの歯磨き剤にはフッ素濃度の表示義務があるものの、1000ppm未満の製品には表示がない」のです。お使いの製品の濃度がきになるなら、メーカーに問い合わせてみると良いでしょう。

とはいえ、「歯周病予防の成分が入っているから」「香味が気に入っているから」といった理由で、いまお使いの950ppmの製品が手放せない方もいらっしゃいますよね。また、6歳未満のお子さんは、1000ppm以上の使用は避けるようにすすめられています。そうした場合に、歯磨き剤を変えずに虫歯予防効果を高めたいのなら、みがく回数を増やしてフッ素が歯に供給される機会を増やす、あるいは歯磨き後のすすぎをできるだけ減らしてフッ素がより長くお口に残るようにしましょう。

歯磨きにプラスして、フッ素洗口液を利用するのも手です。最近は歯科医院のほか、薬局やドラッグストアでも手に入るようになってきました。歯科取り扱い品は450ppmで、市販品は225ppmです。
ちなみに、ppmはparts per millionの頭文字で、「100万に対して物質がどのくらい存在しているか」を表しています。1450ppmの場合、歯磨き剤全体を100gとするば、その「100万分の1450」の割合でフッ素が含まれていることを意味しています。

100gの100万分の1は0・0001g。これに1450をかけると0・145g=145mgとなります。%に直すと0・145%ですが、正直、小さすぎてピンときませんよね。「高濃度フッ素0・145%配合」といわれても、多さが伝わりません。というわけで、量の多少がイメージしやすいppmがフッ素の単位として使われているのです。

当院でも高濃度フッ素は一ヶ月に1回お塗りしています。定期的にフッ素を塗って歯を強くしていきましょう!

認知症の発症抑制に歯周病の予防を!

こんにちは!中里デンタルクリニック.アシスタントの荒谷です。タイトルにあるように、「歯周病」と「認知症」には密接な関係があることが最近、とても重要視されていますね。「歯周病を予防している人は歳をとっても元気」だと、多くの歯医者さんが経験的に感じていることを、科学的に裏付ける研究結果が明らかになったのです。
「重度の歯周病を患う人は認知症になりやすい」「歯周病にかかっている認知症の患者さんは、認知症の進行が早い」ということが分かってきています。更に、アルツハイマー病気型認知症で亡くなった患者さんの脳内から、歯周病に最も関係する「Pg菌」が発見されたというのです。Pg菌が起こす炎症によって、アルツハイマー型認知症の原因物資が体内に増えること、その原因物質を脳内へとPg菌が誘導していることが明らかになりました。
厚生労働省がホームページに掲載している資料には、今後、認知症の高齢者は更に増加し、2025年には約700万人、65歳以上人口の20%に達するとの推計が出ています。これは大変な数字だと思います。しかし、発症を5年遅らせることで、アルツハイマー型認知症患者を半減できるという推計もあり、多くの人が歯科で歯周病予防を始めれば、もしかしたら未来を変えることができるかもしれません。
みなさんは、歯周病の予防やメインテナンスを受けていますか?歯周病は痛みの出にくい病気です。歯茎が腫れ、歯磨きした時に歯ブラシに血がついていても、ほとんどの場合は痛みを感じないので、つい放置してしまう人が多いようです。歯磨きすると血が出るのに、「毎日歯磨きをしていれば大丈夫」「殺菌剤の入った歯磨き剤を使えば良くなるだろう」と油断をしていませんか?歯周病になるとお口の中に慢性炎症が起きます。「たかが歯の病気だ」「歯が抜けるのは老化現象だから仕方ない」などと思わないでほしいと思います。
歯周病の温床は、外側から見えない歯周ポケットの内側にあります。歯周ポケットの奥にPg菌の巣であるプラークが溜まっていたり、歯に歯石がこびりついていないかどうかは、歯科のプロフェッショナルに診察や検査をしてもらわなければ分かりません。毎日の丁寧な歯磨きはもちろん重要ですが、歯周ポケットの巣に溜まったPG菌のかくれひそむプラークや、プラークまみれの歯石は、歯磨きで取り除くことはできません。歯磨き材に配合された殺菌剤の効果も限られます。
PG菌による炎症の被害を止め、認知症になるリスクを減らして脳の健康を守るには、歯科のプロフェッショナルによる治療、そしてメインテナンスが効果的です。当院では、3ヶ月に一度の検査とクリーニングを推奨しています。将来の口腔内を守り、心身共に健康なまま、長生きするためのお手伝いをぜひ、させていただきたいと思っております。

むし歯は遺伝するのか?

皆さんこんにちは!中里デンタルクリニック.歯科衛生士の堀内です。

段々と肌寒くなり、秋が近づいてきましたね。季節の変わり目は体調を崩しやすい時期ですので、くれぐれもお気をつけください。

 

さて、本日のお話は「むし歯は遺伝と関係しているのか?」についてです。

「むし歯は遺伝すると聞いたから心配」と思われる保護者の方々は多いのではないでしょうか?その説の根拠は科学的に「多少はある」と言えますが、むし歯の予防法は確立されていますので、同じく科学的に予防できると言えます。

むし歯の発生には、複数の要因が関係しています。歯の質や形、糖質、細菌、唾液の質や量などで、それらが悪い状態のまま長い時間が経過すると、むし歯菌が作った酸により歯が溶けてしまいます。

歯が酸に弱ければむし歯になりやすく、酸に強ければむし歯になりにくいです。歯の質には生まれつき差がありますが、フッ素配合歯みがき剤を使って歯みがきをしたり、歯医者さんでフッ素塗布を受けることで、後天的に歯のエナメル質を強化できます。歯ブラシでは十分にみがけず、むし歯になりやすい歯の溝を樹脂で埋めるシーラントも有効です。

また、むし歯は糖質、つまり食生活の影響を大きく受けます。甘い物をだらだら飲んだり食べたりするのは良くありません。唾液にはむし歯菌が作った酸を中和し洗い流す効果がありますが、それはすぐには発揮されず、40分くらい時間がかかると言われています。おやつの時間を決めず、テレビを見ながら、ゲームをしながらなど、しょっちゅう甘い物を口に入れていると、唾液の作用がいつまでも働きません。すると歯の表面に常に酸があることになり、むし歯になってしまいます。食生活は家庭環境による影響が大きく、「親にむし歯が多い子どもにも多い」と言われるのは主にこれが理由です。

むし歯の原因になる細菌のかたまりは、歯に付着したプラークですので、むし歯予防に歯みがきは欠かせません。さらに、デンタルフロスで歯と歯のあいだのプラークを取り除きましょう。お子さんにはY字タイプのフロスが使いやすいです。慣れないうちは、奥歯のあいだや上の前歯のあいだなど、むし歯になりやすいところだけでも大丈夫です。毎日できるといいですが、まずは週2回からチャレンジしましょう。

 

それでも完全にはみがけませんので、歯医者さんに定期的に通って、歯みがき指導を受けたり、お口をクリーニングしてもらいましょう。むし歯チェックしてもらうことも、もちろん大切です。中里デンタルクリニック.ではいつでもご連絡お待ちしております!

皆さんこんにちは! 中里デンタルクリニックアシスタントの山内です。

お子様たちの夏休みが終わり、保護者の方も一安心したのではないでしょうか?

当院としても、歯科検診のカードを持っていらっしゃる患者様が少なくなって賑やかさが減ったことに少し寂しさも感じています。

 

さて、今回は奥歯の乳歯に関してのお話になります。

乳歯の一番奥歯と呼ばれる「第二乳臼歯」ですが、乳歯の中で一番最後に生えてくる歯だと言われており、3歳ごろに乳歯は全て生え揃うと言われています。

「第二乳臼歯」は生えてくると何でも噛めます。

歯の特徴として、全体的な形は永久歯の第一大臼歯に似ていますが、噛む面も第一大臼歯を一回り小さくして丸くしたイメージに近くなっています。

歯の噛む面積が広くて隆起があることで、咬頭や溝ができて食べ物をすり潰しやすくします。

すり潰す機能だけではなく、噛み切る機能を持っているのも大きな特徴です。

その秘密として、「斜走隆線」と呼ばれる隆起の連なりが挙げられます。

上の第一大臼歯には、顎の動きと交差する方向に歯の隆起の連なりがあることで食べ物を噛み切りやすくする機能を持ってくれています。

また、他の歯と比べて歯の根が開いている(足を広げているようなイメージ)のも大きな特徴です。

この根が開いている隙間に永久歯が生えてくるため、永久歯が生えてくるスペースを確保してくれます。

 

ここまで重要な役割を担ってくれる「第二乳臼歯」ですが、酸にとても弱く、噛む面の溝が虫歯になりやすいのも特徴です。

永久歯よりエナメル質が薄くて柔らかいため、永久歯では小さい虫歯だとしても神経まで到達してしまうような深い虫歯になってしまう可能性が高くなってしまいます。

もし、永久歯ができあがる前に乳歯が虫歯になって抜けてしまったら、今後の生え変わりに影響してしまってうまく生え変わらない可能性も出てきてしまうのです。

 

以上のことから、重要な役割を担っている「第二乳臼歯」はしっかり歯磨きをして生え変わりのタイミングまで守っていくことが必要になります。

冬休みにまた歯科検診のカードを持っていらっしゃる患者様が増える時期にはなりますが、虫歯のお子様が一人でも少なくなることをスタッフ一同願っています…

「むし歯は減った」と言うけれど、それって本当…?

みなさんこんにちは!歯科衛生士の木村です。そろそろ夏も終わりに近づいてきましたね。気温差で体調を崩しやす時期に入ってきますので、お身体には気をつけてくださいね。

さて、「むし歯になる人が減っている」というお話、耳にしたことはないでしょうか。

これはある面では事実で、子どものむし歯は年ごとに減っています。

1993年〜2016年の期間での見てみると、5〜9歳では約35%→約8%、10歳〜14歳では約85%→約20%、15歳〜19歳では約95%→約45%と激減しています。

〈理由〉

①砂糖を摂る量が減ったこと

昔と違い、いまは無糖の緑茶や麦茶、水が自動販売機でよく売られていますよね。私が子どものころは無糖の飲み物などはほぼ売っておらず、甘いジュースや炭酸飲料ばかり並んでいました。

②フッ素(フッ化物)配合の歯みがき剤の普及

日本の砂糖消費量は第二次世界大戦後にも少ない時期がありましたが、いまはそのとき以上にむし歯が減っています。歯科医院でのフッ素塗布や、学校などでのフッ素洗口が広まっているのもひと役買っているでしょう。歯みがきを1日2回以上する人が昔より増えているのも影響していると思われます。

子どものむし歯の減少は喜ばしいことですが、一方で深刻な事態が起きています。「高齢者のむし歯」が増加しているのです。同じく1993年〜2016年の期間での見てみると、65歳〜74歳では約65%→約95%、75歳〜84歳では約55%→約85%、85歳以上では約40%→約70%に増加しています。

むし歯になっている高齢者は、減るどころかどんどん増加しています。歯を多く残せているかたが増えたおかげでもありますが、そうしたかたたちをいま苦しめているのが「根面のむし歯」(根面う蝕)です。

加齢や歯周病により歯ぐきが下がると、いままで歯ぐきに隠れていた歯の根面が露出します。セメント質や象牙質でできた歯の根面は酸に弱いため、むし歯になりやすく、進行も速いのです。

根面のむし歯を予防するには、間食は時間を決めて取る、歯ブラシを根面にしっかり当てる(歯ぐきが下がってきた部分には歯ブラシを当てるのを忘れがちです)、フロスや歯間ブラシで歯と歯のあいだを清掃することにくわえ、フッ素配合歯みがき剤の利用と定期的な歯科受診が欠かせません。歯には歯ブラシだけでは落とせない汚れもあります。その汚れはむし歯や歯周病の元になってしまいますので、定期的に歯科医院でメインテナンスすることが非常に大切です。人生100年時代、毎日おいしく食べるためにも、根面のむし歯に御用心を!

口腔機能低下症を予防しましょう

みなさんこんにちは中里デンタルクリニックの勤務医の小松です

本日は口の老化に伴う口腔機能低下症ということについてお話ししようと思います

口腔機能低下症とは、虫歯や歯周病だけでなく食べる話すといった機能が上手く行ってない方のことを指し、歯科医院としてはそれらの機能を検査にて数値化して表すことができ将来寝たきりや介護予防など防げるように予防する目的を目指しています

対象年齢は以前は65歳以上からでしたが、保険の算定が代わり今では50歳以上の方全般が対象者となっています

行う検査項目は7つの検査項目から行います



1口腔衛生状態不良の検査

口腔衛生状態不良の検査は,視診により 舌苔の付着程度を評価します・ 舌表面を 9 分割し,それぞれのエリアに対して舌苔の付着程度を 3 段階で評価し,合計 が 50%以上ならば口腔衛生状態不良となります

2 口腔乾燥の検査

口腔水分計を使用して,舌の口腔粘膜湿潤度を計測し、測定値 27.0 未満を口腔乾燥とします

 

3 咬合力低下の検査 、残存歯数により評価します

残存指数を計測する。残存歯数が 20 本未満を咬合力低下としています。

4 舌口唇運動機能低下の検査

オーラルディアドコキネシスにより評価する。 1 秒当たりのパ音、タ音、カ音それぞれの発音回数を計測 しています。いずれかの 1 秒当たりの回数が 6 回未満を舌口唇運動機能低下とします。

5 低舌圧の検査

低舌圧の検査は,舌圧測定により評価する。舌圧測定器につなげた舌圧 プローブを,舌と口蓋との間で随意的に最大の力で数秒間押し潰してもらい,舌圧が,30kPa 未満を低舌圧となります。

6 咀嚼機能低下の検査

咀嚼機能低下の検査は,咀嚼能力検査により評価する。

2 g のグミゼリーを 20 秒間自由咀嚼させた後,10 mL の水で含嗽させ,グミと水を濾過 用メッシュ内に吐き出させ,メッシュを通過した溶液中のグルコース溶出量を専用の機械にて溶出グルコース濃度を測定する。グルコース濃度が 100 mg/dL 未満を咀嚼機能低下としています。

 

7 嚥下機能低下の検査

嚥下機能低下の検査は,嚥下スクリーニング検査(EAT-10)方法で評価しています

7 嚥下スクリーニング検査(EAT-10)

嚥下スクリーニング質問紙 EAT-10を用いて評価する。合計点数が 3 点 以上を嚥下機能低下としています。

当院では検査を率先的に行なっています。

これらの検査をすることで自分の状態数値化して表すことができて、トレーニングで改善、予防することができます

トレーニング方法も指導しているのでぜひみなさん検査していて健康寿命を伸ばしましょう

かかりつけの歯科を、持ちましょう!!

雨が降ったり晴れたり…
空が暗いと、気持ちまで…なんて方は、クリーニングをしてスッキリしませんか?!

 

今回は「かかりつけの歯科」の大切さについてお話したいと思います。

 

小さなお子さんの歯科受診は、「泣いちゃうかも」「あばれたらどうしよう」と緊張してしまう親御さんは多いと思います。
でも、歯が生えたばかりの小さなお子さんが歯科で泣くのは当たり前です。なぜ歯科受診するのかを理解しはじめたり、歯みがきトレーニングの効果がようやく上がりはじめるのはだいたい3歳くらいからです。乳歯が生えたばかりのお子さんに、受診の意義を理解させてお口を開けさせるなど、無理なお話ですよね…。
小さなお子さんにとっていちばん大切なのは、歯科という場所に慣れ、「いつもの歯医者さんだ」という信頼感を育てること。それには、かかりつけの歯医者さんをもって、むし歯があるなしにかかわらず、ふだんからお口の成長を見守ってもらうのがベストです。

 

こうした「痛くない経験」からはじまる歯科医院とのお付き合いは、歯医者さん嫌いをつくらず、気軽に歯科を受診できるようになるので、お子さんの将来のお口の健康にとっても、とても重要なんです。
また、ふだんからお子さんを見守らせていただけると、お子さんの成長や性格、生活リズムにピッタリの予防法をアドバイスできるので、私たちもとても助かります!!
たとえば、味に敏感で歯みがき剤やフッ素塗布が苦手なお子さんだったら、代わりに効果的な歯磨き法をお教えしたり、受診間隔を少し短めにしたり、あるいは使えそうなフッ素入の製品を試したりするなど、プロの引き出しを駆使したサポートでお役に立つことができます。
「かかりつけの歯科」は、子育てにてんてこ舞いのお父さん・お母さんの応援団でもあります。泣いちゃっても大丈夫!!少しずつ慣らして、歯科のプロの手をおおいに借りていってください!!

 

【かかりつけ歯科医を選ぶポイント】

①通いやすい場所にあること

基本的にかかりつけ歯科医には定期的に通院することになります。(当院は年4回)

通いやすいという基準には個人差がありますが、一般的には職場・学校・自宅の近くといわれています。ご自身にとって通いやすい場所にするといいですね。

 

②治療内容についてしっかり説明してくれること
いまどき、説明も無しに治療を行うことはないと思います。(当院は「納得のいく説明」を大事にしております!!)
いまのお口の状況や治療内容の説明を行うことは、歯科医師と患者様とのコミュニケーションにとって必要不可欠…。患者様のお口の健康は、歯科医師だけでも守れませんし、もちろん患者様ご自身だけでも守れません。
両者の努力が必要となってくると思っています。普段からしっかりとコミュニケーションがとれていれば、むし歯・歯周病の早期発見や予防に真剣に向き合えるといえると思います。

 

③必要に応じて適切な医療機関を紹介してくれること
歯科にも様々な専門家が存在します。矯正歯科もその一つです。
高度な専門知識・技術が必要となる時、適切な医療機関を紹介することも信頼のおける歯科医師の条件です。
多方面にパイプを持っていることも「かかりつけ歯科医」選択の一つの基準となります。
必要なライセンス(歯科医師免許)は同じですが、求められる能力が全く違う領域です。
専門分野に関しては専門の先生に任せましょうということです。
また、歯科先進国のアメリカでは、もっと多くの専門分野にわかれ、治療内容に応じて専門の歯科医院に通院するのが一般的になっています。
日本でも、歯内療法(歯の根っこの治療を専門とする分野)専門で開業されている病院も出てきており、今後アメリカのようにさらに専門化が進むかもしれません。

 

④予防プログラムを実施している一昔前の歯科医院は、虫歯治療を行うのが治療の中心でした。
しかし、むし歯の罹患率も年々減少し、今は虫歯を予防することも歯科医院の役割の柱になりつつあります。

 

むし歯になってから通院するのではなく、むし歯にならないように通院できる環境が整っているかという点もかかりつけ歯科医選択の大切なポイントになります。

 

小さなお子さんも、ご年配の方も、ぜひ一度当院にお越しください!!
お口の健康について、一緒に考えませんか?!
お気軽にご連絡ください!!

もったいないオーラルケアしていませんか?

皆さんこんにちは!中里デンタルクリニック歯科衛生士の北田です。梅雨が明けて夏らしく暑い日が続いていますがいかがお過ごしですか?夏休みなどで家で過ごしている人も多いかもしれないですね。
さて今回はマウスウォッシュについてのお話です。

毎日頑張ってお口のケアをしているのに、いまいち効果が実感できていない…と感じているかたはいませんか?その原因は歯ブラシや歯磨き剤などオーラルケアグッズの機能を十分に引き出せていない事にあるかもしれません💦

当院の患者様に使用中の歯磨き剤などを伺うと液体歯磨きや、マウスウォッシュを使われているかたは少なくありません。歯周病が気になる方は、殺菌成分の配合されたマウスウォッシュ(洗口剤)を使われることが多いです。とても素晴らしいことですが、なかには洗口液の効果を過信して歯磨きが疎かになってしまうかたもいます…💦

歯周病の原因は、歯の根元周りに付着した細菌の塊=バイオフィルムと呼ばれる膜によって起こります。
このバイオフィルムをそのまま放置すると、虫歯や歯周病だけでなく、口から全身へと広がってしまい、肺疾患や心臓病、糖尿病、早産、脳卒中など様々な病気を引き起こすことがあるとも言われています。
このバイオフィルムは台所のヌメリのようなものです。皆さんがおうちで台所をお掃除する時に水流を当てたくらいでは簡単にヌメリは剥がれてくれないですよね。お口の中のヌメリも同じです。台所の掃除をスポンジで擦ったりするように、歯の表面のバイオフィルムも物理的に取り除く必要があります。
また、バイオフィルムの中にいる細菌には、洗口液の殺菌成分は届きにくくなっています。洗口液の効果を引き出すためには、まず物理的にバイオフィルムを破壊しなくてはいけません。洗口液はあくまで歯磨きの効果を補うための、補助的なものとして使用してみてください(*^^*)

当院の定期検診では虫歯菌や歯周病菌のすみかとなっているバイオフィルムを見やすくするように、専用の染色液を使って染め出し、専用の機械でクリーニングを行っています。治療のために来院される方もお口の健康と身体の健康を守るためにメインテナンスをしてみませんか?

歯の本数と眠りの長さ・短さ

皆さんこんにちは!中里デンタルクリニックアシスタントの石橋です。毎日蒸し暑い日々が続きますが、お変わりなくお過ごしでしょうか。
今回は歯の本数と眠りの長さ・短さについてお話したいと思います。

睡眠中、息苦しくて目覚めてしまうことはありませんか?
寝ている時に下あごが下がり、舌が落ち込んで気道が狭くなったり塞がったりすると、いびきをかいたり呼吸がしづらくなります。これが深刻なレベルで生じて、日中の生活にも支障をきたす状態は、「閉塞性睡眠時無呼吸」といわれます。
閉塞性睡眠時無呼吸は、寝ている時に下あごがのどの方に下がり、舌などのお口の粘膜が気道をふさいでしまうことが原因のひとつです。となると、歯が抜けてまったくなくなってしまった人は、下あごの位置が変化して、それが睡眠にも影響を及ぼすのではないかと考えられます。
65歳以上の高齢者2万548人に、「残っている歯の本数」と「1日の睡眠時間」を伺いました。そのうち、「歯が20本以上ある人」と「歯が0本の人」の結果を抜き出して、睡眠時間ごとにどれくらいの割合(%)だったかを整理しました。
両者とも6~8時間睡眠のかたが多いのは変わりありません。しかし注目なのは、10時間以上眠るかたが「歯が20本以上ある人」は2.8%なのに対し、「歯が0本の人」は9.0%もいました。また、4時間以下の睡眠のかたも、「歯が20本以上ある人」は2.3%なのに対し、「歯が0本の人」は3.3%でした。
2.8%と9.0%。2.3%と3.3%。これらの数値を年齢などを考慮したリスク比で見ると、「歯が0本の人」が長時間睡眠であるリスクは1.8倍、短時間睡眠であるリスクは1.4倍となります。
閉塞性睡眠時無呼吸のせいで眠りが浅くなるので短時間で目が覚める、または眠りが浅くなるので快眠できず、なかなかベッドから離れられなくて睡眠時間が長引く――――「歯が0本の人」の眠りが短い、あるいは長いのは、それが理由かも知れません。
閉塞性睡眠時無呼吸の有無にかかわらず、そもそもむし歯や歯周病で痛みや不快感があったら、快眠できませんよね。良い睡眠の為にも、歯の健康に気をつけたいものです。

〈閉塞性無呼吸スクリーニング〉
3つ以上当てはまったら中等症以上の可能性大です!

Q1 いびきは大きいですか?
Q2 疲労や倦怠感、昼間の眠気をしばしば感じますか?
Q3 睡眠中に呼吸が止まっているのを指摘されたことはありますか?
Q4 高血圧ですか?あるいは現在血圧の治療を受けていますか?
Q5 BMI値は30以上ですか?
Q6 50歳以上ですか?
Q7 首の周囲径は40cm以上ですか?
Q8 男性ですか?