部分入れ歯を始めて選ぶあなたに

みなさんこんにちは、歯科医師の小松です
すっかり寒くなってきましたね。雪も降り始めてきているので健康には気をつけてください
本日は部分入れ歯についてお話ししたいと思います
歯が抜けたところを補う治療はブリッジやインプラント、部分入れ歯があります。中でも健康な歯を削りたくない、侵襲性の大きい治療はしたくないなどの方に選ばれることの多いのが部分入れ歯です。ただ部分入れ歯にも多くの種類があり保険と自費などもあります。

部分入れ歯は噛む力が伝わりづらかったり、慣れるまでは違和感があったり、種類によっては留め金が目立つこともあります。しかし、その一方で対応できるケースが幅広く外科処置が不要で歯が削る必要がないといったメリットがあります。
失った歯によって設計が異なりますが構成するパーツには共通しています

まずは人工歯と義歯床。人工の歯がピンク色の歯科用プラスチックによって支えられています。歯を失った部分が左右にある場合は義歯床を繋いだ方がより連結できます。そのためのパーツが大連結子です

よく噛める部分入れ歯に欠かさない要素は「噛んだ時に動かない」ことです。噛んだ時にグラグラ動いてたりしたら、痛みがでます
動かないように固定するのにはバネの固定部分です。バネにはクラスプという部分とレストと呼ばれる部分が必要です
レストは歯に欠ける小さなくぼみのことです。この部分は歯を少しだけ削る必要があります。これが前処置と呼ばれるものです
削る部分はおよそわずか0.5ー1.0mmのみです

続いては保険と自費の違いです。よく噛めるための処置前の部分と型取りは保険も自費も変わりません。しかしもっと快適にかみたい。見た目をよくしたいなどの部分で大きく変わってきます
保険の入れ歯の部分は基本的にアクリルレジンというピンクのプラスチックの部分で作られています。厚みがあると壊れやすいですが違和感が大きいです。しかし、薄すぎると違和感が少ないですが壊れやすいです。

自費の入れ歯になるとアクリルレジンではなくチタンという床の金属に変わります。チタンは薄くてもかなり丈夫で壊れる心配はほとんどなく、熱の伝導性もかなりよく、違和感はほとんどなくかなり有効に使うことができます

また当院の自費の入れ歯にはスマイルデンチャーというのを使っています。スマイルデンチャーであればバネの部分も特殊なプラスチックな部分に変わり、見た目にかなり有効になります。
他の人から見ても入れ歯を入れてるとは判断しづらく多くの人が選ばれています

入れ歯を入れるということに精神的な問題もありますが、気になる方は一度相談してください

6歳臼歯だけじゃなく12歳臼歯にもご注意を!!

皆さんこんにちは、中里デンタルクリニック歯科衛生士の松田です。最近はグッと寒さが増してきましたね、、、我が家ではやっとこたつを買いました!暖かすぎてほとんどこたつから出ていません、、、^^;
これから来る本格的な冬に備えて冬の準備を怠らず、風邪にも気をつけていきましょうね!

さて、今回はお子さんのお口の中のことについてがテーマとなっております。小学校一年生のときに生えてくるのが6歳臼歯と呼ばれる大人の歯です。「6歳臼歯は虫歯になりやすいのでいをつけてくださいね」とい合われたことがある方もいるのではないでしょうか?

それと同じように、あと一本大人の歯が映える年齢、、、それは12歳ごろに生えてくる「12歳臼歯」です!親知らずを除くと一番最後に生えてくる歯になります。修復作用が12歳臼歯はなぜ虫歯になりやすいのかというと、
①生え始めの永久歯はまだ歯の質が弱い。
②抜けた乳歯の舌から生えてくるわけではないので変化に気づきにくい。
③一番奥に生えるので歯ブラシが当たりにくい
④唾液も届きにくいので歯の修復作用(再石灰化)が起こりにくいということが挙げられます。
また、12歳頃の思春期特有の要因も関係します。親御さんに連れて行かれるのではなく、お子さんが自分で通院するようになりますし、学校や塾、部活動で忙しくなるため、それまで継続していた定期検診が途絶えやすくなるのです。おやつを好きな時間に食べたり、歯磨きの習慣が乱れたりなど、保護者の管理が行き届かなかくなる年齢でもあります。

12歳臼歯が虫歯にならないようにするには、まず「生え始めを察知する」ことが肝心です。とはいえ、親御さんが奥歯を観察したり、お子さんが意識するのはなかなか難しいですので、歯科の定期検診をしっかり継続するのが確実な方法です。
先述のように小学校高学年になるとそれまで継続していた定期検診が中断してしまいがち。でもその時期に生えて来るのが12歳臼歯ですので、むしろ受信間隔を短くして、生え始めを見逃さないようにする必要があります。(たとえば6ヶ月に一回の定期検診を3ヶ月に一回に変えるなど)

生え始めを察知したら歯科では適切な予防指導と処置を行います。歯磨きの仕方やフッ素入り歯磨き粉の使い方を指導したり、歯の表面のクリーニングやフッ素塗布、歯の細かい溝に「シーラント」を入れるなどをします。「シーラント」を詳しく説明すると、永久歯は入乳歯に比べて歯の溝が深く、虫歯になりやすいと言われています。そこで予め、溝を埋めて虫歯になりにくくするものです。虫歯の治療と違って歯を削ったりしませんので、大切な歯質や、お子さんへの負担も軽減されます。当院でも行っておりますので、気になることがありましたらいつでもお声がけくださいませ♪

そして、お家でできる予防方法は、やはりフッ素入りの歯磨き粉を使うことです。12歳ごろであれば1000PPMのフッ素濃度で1センチつけることが推奨されていますが、より予防効果を高めるために、1450PPMの歯磨き粉をたっぷりつけることを強くおすすめします。また、うがいをする際のお水の量はだいたいペットボトルのキャップ二個分くらいが目安となっております。多くのお水でうがいをしてしまうと、せっかくのフッ素などの成分がすべて流れていってしまいます。最初は不快かもしれませんが、こうすることでフッ素がお口に残ってくれ、虫歯を予防することができるのです。
それか、歯科専売のものに変えると、市販のものと違って発泡剤(泡立つ成分)が少なく配合されているため、不快感は軽減されるかもしれません。当院でもチェックアップ、チェックアップジェルなどを定期検診の際に使用しています(^^)

定期検診とフッ素の利用で12歳臼歯、6歳臼歯を守っていきましょう!

虫歯予防・歯周病予防の常識ってなに?

 みなさん、こんにちは!中里デンタルクリニック.歯科衛生士の田中です。
紅葉が終盤を迎え、肌寒くもなり体調が崩れやすい季節となりました。みなさんはいかがお過ごしでしょうか?
 さて、今回のテーマは「虫歯予防・歯周病予防の常識」についてです。みなさんはどのくらい予防について知っているでしょうか?また、みなさんのお口の状態を知っていますか?今回は予防の知識についてみなさんに知ってもらうためにこのテーマにしました!!

1)歯周病予防について
 みなさんはテレビCM等を見て歯周病は歯を失う病気だと思っていませんか?確かに歯周病は予防や歯周病治療をせずにいると歯を失ってしまいます。ですが、短期間で歯がグラグラと揺れ始めて抜けてしまうことないです。歯周病になりにくい人が1割、進行しやすい人が1割、残りの8割の人がゆっくりと歯周病が進行していきます。歯周病は感染症なので、好きな人やお子さんに感染してしまいます。また、タバコは歯周病の進行をはやめてしまいます。下の割合を見て分かるように非喫煙者の40代と喫煙者の30代では同じような割合になっています。非喫煙者の50代と喫煙者40代も同様に同じような割合になっています。つまり、タバコを吸っている人と吸っていない人では歯周病になりやすいのは吸っている人となり、歯周病の進行は10年もはやくなっていることがわかります。これを機に歯周病予防をするためにタバコ(加熱式タバコ含む)をやめてみませんか?
 <非喫煙者と喫煙者の中等度/重度歯周病患者の割合>
    非喫煙者           喫煙者
  40代  19.6%      30代  18.8%
  50代  37.1%      40代  29.4%
  60代  50.7%      50代  58.7%

 歯周病を予防するにはおうちでのセルフケアだけではなく、歯科医院に行き歯周病の早期発見がとても重要になってきます。早期に知ることによってその分早く手が打てますし、なにより定期的に歯科医院で健診を受けることも大切です。歯周病と診断され、治療を受けたから終わりではなく、治療後は歯を守るスタートを切ります。再発を予防するために定期的に健診を受けましょう。

2)虫歯予防について
 みなさんは虫歯になるのは甘いもの食べているからと思っていませんか?甘いもの控えているのになんで虫歯になるの?と思ったことありませんか?実は虫歯になるのは「甘いもの」+「食べ方」に問題があるからなんです。食べたり・飲んだりしたあとお口の中で何が起きているか知っていますか?お口の中では細菌が生み出す酸や食べ物・飲み物の酸により歯の成分が溶け出してしまいます。このことを脱灰と言います。脱灰が起きた後は時間をかけて唾液が成分を歯に戻していきます。このことを再石灰化と言います。脱灰し再石灰化するまでの間に食べたり、飲んだりすることによって歯を溶かす時間が長くなり、歯を修復する時間がないと常にお口の中が歯が溶けやすい状態になり虫歯になります。つまり、間食が多い方やダラダラ食べ・チビチビ食べの方のお口の中が歯が溶けやすい環境になっています。
 また、スポーツドリンクや野菜ジュースなどはたくさん砂糖が入っているため虫歯になりやすいので注意が必要です。

 最後に中里デンタルクリニック.では、『虫歯予防のため・歯周病予防のため・患者様のお口の状態を知るため』に唾液検査を実施しております。唾液検査では、結果を元に食生活に問題ないか、おうちでのセルフケアはしっかりできているか、患者様にあった歯磨き粉や歯ブラシ等のご提案を行っております。お口の状態を知る良い機会になっておりますので、ぜひ唾液検査を行ってみませんか?いつまでも自分の歯で美味しくご飯を食べてみませんか?自分の歯で思いっきり笑ってみませんか?唾液検査を行ってみたいな、気になるなという方は気軽にスタッフまで声をかけてください!

顎関節症の原因は生活習慣にあり

こんにちは。中里デンタルクリニック.アシスタントの荒谷です。コロナの感染者が全国で少なくなり、県内ではやっと「0人」の状態が連続で続いてほっとしています。しかし、まだまだ油断はできないので、引き続き当院では、感染予防対策をしっかりと行い、患者様にも検温やマスク着用など、ご協力いただいております。

さて、今回は顎関節症についてです。その原因は様々ですが、顎関節への負担が、その人の持つ「顎関節や筋肉の耐久性」を超えると起こります。それは、毎日の生活習慣の影響が大きく関係している場合も多いのです。
みなさんは、次の①~④のような顎関節に負担をかける悪い癖はありませんか。無意識の習慣も多いため、簡単には直しにくいのですが、できるところから見直していきましょう。

①歯ぎしり・食いしばり
無意識の歯ぎしりや食いしばりは、あごの筋肉と関節に大きな負担をかけます。筋肉にとっては、休息のない過度な筋トレと同じです。関節にとっては、人を背負ったひざ関節のように負担をかけ続けます。

②ストレス
ストレスは筋肉の緊張を招き、歯ぎしり・食いしばりにつながります。休息をとったり、趣味の時間を増やしたりして、ストレスを軽減させる習慣を身につけることが大切です。

③前傾姿勢や猫背など
下あごは、頭の骨と筋肉にぶら下がっており、振り子のように自然にバランスが取れる位置に収まります。姿勢が悪いと、下あごは本来の位置とは違うところにぶら下がるようになり、顎関節への負担となります。近年では、テレビゲームをしたり、スマホを使ったりするときの前傾姿勢も問題視されています。リモートワークを含め、パソコンで作業をするときの姿勢にもご注意を。また、枕があごに当たるうつぶせ寝や、腕が当たる頬杖も、顎関節に負担をかけます。

④TCH(歯列接触癖)
ものを食べていないときは、上下の歯の間はわずかに開いているのが普通です。しかし、無意識に上下の歯をかみ合わせる事が癖になっている方もいます。これをTCHといい、あごの筋肉の疲労や関節への過剰な負担の原因となります。TCHは顎関節症の方の8割近くいると言われています。また、顎関節症が悪化するリスクが、TCHのない場合と比較すると、約2倍になると言われています。

以上のように、無意識の習慣の中に、顎関節症のリスクが潜んでいて、特にTCHは直すのは難しいものです。まずはご自分にTCHがあるかどうかを認識することが第一歩です。上下の歯が当たっていることに気づいたら、意識的に離すようにしましょう。「TCH注意」という付箋を普段見えるところに貼り付けることで、こまめに確認するのも一つの手ですね。自分は顎関節症かも知れないと不安に感じている方、そのままにしないで、ぜひ、当院にいらして、ご相談くださいませ。

歯の根元のむし歯には気をつけて!

皆さんこんにちは!中里デンタルクリニック.歯科衛生士の堀内です。秋も深まり、肌寒い日々が続くようになりましたね。1日の寒暖差が激しい季節ですので、くれぐれも体調には気をつけてお過ごしください。

 

さて、今回は「歯の根元のむし歯」についてお話していきます。最近、子どものむし歯は減ったといわれていますが、ひそかに急増しているむし歯があります。それが大人の「歯の根元のむし歯」です。進行してしまうと、歯を残すことすらできなくなります。

 

歯の表面は「エナメル質」という非常に硬い構造物に覆われています。しかし歳を取ると誰でも、歯ぐきが少し下がってくる傾向があります。そうすると、今まで歯ぐきに覆われていた歯の根元が露出してきます。この歯の根元の表面(棍面)にはエナメル質がなく、「象牙質」がむき出しです。象牙質はエナメル質に比べてむし歯菌のつくる酸に弱く、中性に近いきわめて弱い酸でも溶けてしまいます。

 

根面のむし歯を予防するには、①根元まわりのプラーク(歯垢、細菌のかたまり)を取り除くこと②根面を酸に溶けにくくすること、つまり歯を丈夫にすることが重要です。根面の象牙質を酸に溶けにくくするためには、「フッ素」が非常に効果的です。フッ素入り歯みがき剤の使用や、歯みがき剤より高濃度に含むフッ素ゼリーなどを歯科医院で年2〜3回塗布してもらうことは、根面のむし歯予防に有効であることが明らかになっています。また、初期のむし歯も進行しにくくなります。

 

患者さんが自分でできる、最も効果的な根面のむし歯予防法は、フッ素を使った歯みがきです。みがく際は、根元まわりに歯ブラシの毛先がしっかりと当たるようにします。毛先を当てたまま、小さく横みがきします。このときにフッ素を含む歯みがき剤を使います。最近では従来よりも高濃度フッ素の歯みがき剤が普通に手に入りますので、より高い効果が期待できます。

 

ただし、歯みがきだけでは歯と歯の間のプラークは取り除くことができません。できれば1日に1回は、歯間ブラシやフロスを使って歯と歯の間の清掃をしましょう。

 

そして忘れてはならないのが、定期的な歯科受診です。根面のむし歯は、すぐに穴が開くことはありません。色が黒くならないことも多く、自覚症状もほとんどありません。初期のうちに見つけてもらい、適切な処置をしてもらうのが大切です。むし歯がなくても、根面が露出しているならば、フッ素塗布を受けることをオススメします。もし自分も根面が露出しているなと感じたら、ぜひ、中里デンタルクリニック.でお待ちしております!

意外と知らない!? レントゲンの見方

皆さんこんにちは!!中里デンタルクリニックアシスタントの山内です。

最近急に寒くなってきて本格的に冬の気配を感じてきましたが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか?

朝晩の寒暖差が激しくなっていますので、体調管理にはくれぐれもお気をつけくださいね。

 

さて今回は「歯科のレントゲンの見方」について詳しくお話ししていきます。

歯医者を受診した時、レントゲンを撮って見せてもらう機会はあるかと思いますが、どう見たらいいのか、どこが悪いのか分かりませんよね。

 

そこで今回は、レントゲンの見方のポイントを大きく3つに分けてお話ししていきます。

 

①密度が高いものほど白く、密度が低いものほど黒く見える。

歯科のレントゲンも医科のものと同じで、「密度が高いものほど白く、密度が低いものほど黒く見える」という特徴があります。

歯や骨など密度の高い組織ほどX線という光線を透過しないため白く映り、歯ぐきなど密度の低い組織ほど光線を透過しやすいため黒く映ります。

 

②虫歯も歯周病も進行するほど黒く見える。

虫歯は細菌が作る酸の作用によって、歯のエナメル質や象牙質が溶けていくことを言います。

溶けていくということは「密度が低くなり、透過性が増す」ということです。

つまり、虫歯になったところはレントゲン上では黒く見えるようになっていきます。

歯周病では歯周病菌が引き起こす炎症によって、歯の根の周りや顎の骨がどんどんなくなっていきます。

顎の骨がなくなって「密度が低くなり、透過性が増す」ため、虫歯と同じように黒く見えるようになっていきます。

 

③詰め物や被せ物の金属は真っ白

歯を治す材料の場合、密度より透過性がレントゲンの見え方を左右します。

よくある金属の被せ物や詰め物は中に金属を使っているものも含め、全て真っ白に見えます。

また、詰め物に使われているレジンは合成樹脂のため、金属ほどは真っ白にならないにしろ、白っぽくは映ってきます。

 

いかがでしたでしょうか?

今後、歯医者でレントゲンを見るときは色んなところを注目して見るようにすると面白いかもしれませんね。

歯磨き剤は何歳から使い始めるの?

皆さんこんにちは!中里デンタルクリニック.歯科衛生士の木村です。

一気に寒くなり、本格的に秋を感じられる日々になりましたね。寒さにとても弱い私にとっては少し辛い季節ですが、体調だけは気をつけていきたいものですね。

 

さて、よく小さいお子さんがいらっしゃる親御さんから『歯磨き粉は何歳から使えばいいですか?』という質問をいただきます。少し前まではうがいができるようになってからとしていましたが、最近では考え方が変わってきました。現在は乳歯が生え始めたら使いはじめましょう!としています。今回はこのことについて詳しくお話していきます。

 

歯みがき剤の使用開始年齢は、かつては『うがいが可能な年齢』とされ、うがいも、『歯みがき剤が口の中からなくなるまで何回もしましょう』と、ていねいにするのがよいとされてきました。対して現在は『乳歯が生えたらすぐに使用開始を。フッ素をなるべく長く口のなかにとどめるために、うがいはむしろ少なく、10ml程度の水で1回』が推奨されています。小さなお子さんで使用量を守っていれば、うがいができなくても大丈夫!うがいをせずにお口の中にフッ素が残っていれば、むし歯予防により効果があります。

 

かつての歯みがき剤はフッ素の入っていない製品も多く、歯みがきのたんなる『補助剤』と考えられていました。それに対して現在では、フッ素配合歯みがき剤の国内シェアは約90%。歯みがき剤は、むし歯予防の高い『予防剤』として、積極的な使用が推奨されています。また、ペーストの他にも、ジェルやフォームなどいろんなタイプの製品があり使いやすくなっています。なお、フッ素配合歯みがき剤とひと言に言っても、子ども用と大人用では配合されている濃度が異なります。5歳以下の小さなお子さんには500ppmのものがおすすめ。また量も5ミリ以下で大丈夫です。市販品の場合、濃度表示のない製品もあるので、製品選びに迷ったら、歯科医院で選んでもらいましょう!

 

当院でもペーストタイプの歯みがき剤『チェックアップこども』とジェルタイプの歯みがき剤『チェックアップジェル』を取り扱っています。うがいが難しい小さいお子さんにはチェックアップジェルがオススメです。ジェルタイプで泡立ちにくい分、うがいをしなくても不快感が残りません。味もお子さんが好むような味になっているので、楽しく歯みがきすることができます!

 

むし歯予防の要は幼少期にあります。幼少期からむし歯予防を習慣にすることが一生自分の歯で過ごす秘訣です。そのための情報は我々歯科医院がたくさん持っています。一緒に大切なお子さんの歯を守っていきましょう。

キシリトールって何者??

こんにちは!歯科助手の目時です。

季節はすっかり秋ですね。肌寒くなってきました。
体調管理が難しいところですが、食欲の秋ということでたくさん食べて元気に過ごしていきましょう!

 

今回の話題は『キシリトール』についてです。

 

『キシリトール』と言えば、ガムや飴などに含まれているイメージがありませんか?
実際に、砂糖に代わる甘味料として、シュガーレス(砂糖なし)のお菓子などに使われています。

 

『砂糖』のイメージは、虫歯をおこす虫歯菌たちの大好物!というのが多いと思います。
その『砂糖』とほぼ同じくらいの甘味度で爽やかな味の『キシリトール』は無敵のように思えますが、具体的にはどのような物質なのでしょうか?

 

〈キシリトールの作られ方〉
①白樺の木などを分解してキシランという多糖類にする
②そこからキシロースという単糖を取り出す
③さらに還元してアルコール型(お酒ではなく、化学構造のお話)にする

 

つまり、キシリトールは糖アルコールの仲間ということです。
白樺から作られるのは有名なようですが、実はとうもろこしの芯からも作られているそうです!

 

皆さんも耳にしたことがあると思いますが、『キシリトール』は虫歯予防に効果があると言われています。
では実際にどのようにして効果が発揮されるのでしょうか。

 

まず、虫歯菌が糖分を餌にするとき、その糖分を分解しなくてはいけません。
ところがキシリトールは、虫歯菌たちが分解できない物質なので、餌にすることができないのです。
つまり、歯を溶かすための酸の材料にならないということですね!
そして、虫歯菌たちが私たちの歯にくっつくために必要な、グルカンを作る材料にもなりません。
そのため、キシリトール入りのガムや飴などのお菓子には「虫歯の原因にならない」などと記載されています。
ただ、注意が必要なのは、キシリトールは食べすぎると下痢を引き起こす恐れがありますので、食べすぎないことです!!

 

また、「虫歯菌を減らす」であったり、「歯の修復(再石灰化)を促す」なども言われていますが、実は意外にもその作用は弱いので過信は禁物です。

 

そのため、無敵イメージのキシリトールさえ食べていれば歯医者さんやおうちの歯磨きはいらない!ということには全くならないということですね!

 

『キシリトール』の最大の利点としては、虫歯菌をはじめとするお口の中の菌たちの餌にならないということです。
正しい知識を持ってキシリトールと付き合っていきましょう!

根の治療の際につける「ラバーダム」について

皆さんこんにちは!最近徐々に肌寒くなってきて、コロナにインフルエンザ…ますます感染対策が大切な季節になってきましたね。

今回は、当院で根の治療をする際にご提案をさせていただいている「ラバーダム」についてです。ラバーダムをつける前にご説明はさせていただいていますが、何のためにやっているのだったっけ…?とか、もう少し詳しく知りたい!という方必見です!!

ラバーダムは治療している歯への唾液の流入を防ぐ(防湿する)ために行われています。英語でいうとrubber dam。つまりゴムのダム【唾液が入ってこないように食い止めるダム】ということですね。歯の根の治療は、根管内から細菌を取り除くことと、根管内に細菌を入れないことがとても大切なんです。

でも、そもそもなぜ唾液が入ってこないようにしたいのかといいますと、根の治療は「細菌を根管のなかから可能な限り取り除くこと」ですので、細菌が根管内の神経に感染を起こす、またそれにより根の先に膿ができるせいで、強い痛みが生じるのです。

感染の痛みを取るには、細菌感染により死んだ神経を除去し、汚染された根管を洗浄・消毒、充填・封鎖しなくてはなりません。それは別の角度から見れば、処置中にほかのところから細菌が根管内に入ってきてしまうと、治療の成功がおぼつかなくなるということでもあります。

細菌が入ってくるいちばんのルートといえば唾液。唾液のなかには細菌がたくさんいます。根管を掃除しているときや、根管を充填しているときにまわりの唾液で濡れたら、根管内が細菌で新たに汚染されてしまいますよね。そうした事態を防ぐのがゴムのシート・・・つまりラバーダムの役割なのです。

また、詰め物(コンポジットレジン)を詰めたり、かぶせ物を接着するセメントを塗るときに唾液(水分)が侵入してしまうと、歯と効率よく接着しません。そのため、ラバーダムは詰め物や被せ物の治療にも利用されたりもします。もちろん削りかすなどの異物の誤嚥を防ぐ効果もあります。

くわえて、治療する歯以外がゴムのシートで覆われることによって、患者さんの息でミラーがくもらなくなるなど、治療がスムーズになるメリットもあります。

ラバーダムは歯が留め金で挟まれるのが気になったり、息苦しいといったことから窮屈に感じられるかたも多いかとは思いますが、将来の自分の歯の為にほんの少しの我慢とご理解をしていただけたらと思いますので、ご協力の程よろしくお願います。

 

甘い物は、食べる量より食べ方が大事!!

徐々に肌寒くなってきましたね。アシスタントの下舘です。手洗い・うがい・お洋服の調整をして、風邪など引かぬようにお身体大切になさってくださいね。

 

さて、今回は甘い物の食べ方について少しお話させていただきます。

 

甘いもの、食べたがるけど、どうしよう…?そんなお悩みをお持ちの親御さん、大変多いのではないでしょうか?!ご兄弟でも好みや食べる量って、違いますよね。
じつはむし歯予防には、食べる量より「ダラダラ食べしないこと」がだいじなんです。「どんな条件がそろうとむし歯ができるのか」を知って、無理のない方法で予防を続けていきましょう。

 

甘い物を我慢するってつらくないですか?じつは甘い物が好きな人でもむし歯になりにくい人もいます。なぜむし歯になりにくいのかというと、上手に食べているからなんです。

 

お砂糖(ショ糖)はたしかにむし歯の重大な原因。これをエネルギーにしてむし歯菌が出す酸で菌が溶けて、むし歯ができます。
ただ、じつは甘い物を食べたときに限らず、食後のお口は酸性。むし歯が出来やすい状態です。でも、唾液には酸を中和してくれる働きがあり、そのおかげで通常は、食後30分~1時間もするとお口のなかはむし歯のできにくい中性に戻ります。

 

それでは、どうすると虫歯ができやすくなるのでしょう。それは、「ダラダラ食べ」。むし歯菌にエサを与え続けてお口が長く酸性になるので、とってもリスキーなんです。
つまり、時間を決めてパクッと食べ、唾液で中和される時間をちゃんとつくれば大丈夫。「3度の食事+午前・午後1回ずつのおやつ」までならむし歯のリスクはそれほど増えないのではないでしょうか。逆にいえば、お砂糖を制限しても、ちょっと食べては遊び、また口に入れて……とダラダラ食べの習慣があるとむし歯ができやすいのです。甘い物は上手に食べれば大丈夫。おやつ、楽しんでくださいね!!

 

【おやつの置き場所は?】
お子さんの手の届くところはNG。勝手に出してダラダラ食べる習慣がつかないようにしましょう!!

 

【むし歯ができる4つの条件】
「歯」「むし歯菌」「時間」「食べ物」
ダラダラ食べは「時間」と「食べ物」の2つの条件がそろってしまいます。

 

歯によい食生活は、間食を少なくすると、唾液が酸を中和する時間がしっかり取れるので、歯が溶けずむし歯ができにくいです。また、歯に悪い食生活はしょっちゅう食べるとお口のなかの酸性状態が長続き、歯が溶けてむし歯ができやすくなります。

 

おやつの食べ方や、おうちでのケアの仕方など、当院のドクターや歯科衛生士にお気軽にご相談くださいね♪