つらい…知覚過敏のズキッ!

こんにちは!歯科助手の目時です。

お天気は不安定な日が続いていますが、体調を崩さないように気をつけましょう!

 

さて、今回は「知覚過敏」についてのお話です。

 

冷たいものを食べた時などにキーンとしみることはありませんか?

その知覚過敏というものは、歯の外側にあるエナメル質が削れたりかけたりなどしたときや、歯茎が何らかの形で失われたときに起きる症状です。

虫歯がなくても何か問題が起きている可能性があります!

 

エナメル質が失われてしまうと、象牙質が剥き出しになってしまします。

その象牙質にはパイプ状の穴がたくさん開いています。

そこから外部の刺激が神経のほうに伝わってしまうのです。

 

象牙質の表面に層ができたり、唾液の成分が再石灰化したりすると、パイプが細くなったり塞がったりするため、象牙質がむきだしでも滲みない方もいます。

 

 

では、ご自分の知覚過敏リスクチェックをしてみましょう。

□あまり歯磨きをしていない

→歯垢のなかに酸が溜まり、歯を溶かしていきます。

□酸っぱいものが大好き

→酸味は体に良くても歯には悪いことがあります。

□スポーツドリンクをよく飲んでいる

→スポーツドリンクやビタミン飲料は歯が溶けやすいです。

□お口の中が乾いている

→唾液が減ってしまうと、歯の再石灰化(修復)が進みません。

□歯ぎしりや食いしばりがある

→歯のヒビや咬耗、欠けにつながります。

□歯磨きの力が強い

→歯がすり減ったり、歯茎が痩せてしまいます。

□毎日イオン飲料を飲んでいる

→意外と酸性度が強いそうです。

 

いかがでしょうか。当てはまる方は、知覚過敏のリスクがあります。

もし症状がある方はお気軽にご相談ください!

 

 

ここまでは主に、表面が削れてしまったことによる知覚過敏のお話でしたが、なんと表面に痛みがなくてもしみる場合もあるのです。

象牙質が見えているわけではなく、ヒビもなしという健康な歯なのに『内部』で炎症が起きていたということがまれにあるようです。

原因としては、歯ぎしりや食いしばりなどの圧迫によって神経に血が流れにくくなり、その後血流が元通りになったとき、歯の中に炎症が起き痛みに変わりやすくなるようです。

 

また、詰め物をして治した後しばらくしみたことはありませんか?

これは、削った刺激や虫歯の炎症で神経が敏感になり、落ち着くまで時間がかかるからです。自然なことですので心配は要りませんがあまりにも症状が強い場合はご相談ください!

 

 

中里デンタルクリニック.では、しみる症状に効果の期待できるペーストなども取り扱っておりますのでチェックしてみてください!

唾液の力はすごいです!

皆さまおはようございます!中里デンタルクリニック.アシスタントの畑中です。10月にも入り今年もあと3ヶ月で終わってしまいますね!これからはどんどん寒くもなってきますので、皆さま体調のほうお気をつけて下さい。手洗い、うがい大事にです!
さて、今日はどんなお話をするかと考えてみました。もちろんお口についてのことですが、皆さんは唾液について考えたことありますか?なかなか考えることありませんよね?今回は唾液の役割りなどをご紹介していきたいと思います!
唾液はとてもお口の健康を守るために常に活動をしています。たくさん役割はありますので4つ厳選してお伝えしますね。
①お口を清潔に保つ
食べかすや細菌を洗い流して、お口を清潔に保つ自浄作用があります。なので唾液が減ると、細菌が繁殖しやすくなるため虫歯や歯周病といったお口の病院になりやすくなってしまいます。
②粘膜を守ります
唾液のネバネバ成分であるムチンには潤滑脂として粘膜を保護する作用があります。唾液が減ると潤いが足りず傷ついて口内炎などになりやすくなります。
③歯を補修します
唾液中に溶け出した歯の成分は、時間をかけて唾液から歯に戻り、歯が補修されていきます。また、唾液中の糖タンパクは、歯の表面を保護する膜をつくります。
④味を感じさせます。
食べ物の成分が唾液に溶けることで、味を感じやすくなります。唾液が足りないと味が変わって感じられ、美味しく食べられません。
この4つだけでも唾液はすごく大事なものだとわかっていただけたでしょうか?皆さまは唾液の量はいかがでしょう。唾液が減ることによって唾液の役割が十分に発揮できなくなります。減ってきたな、もっと唾液を出したい方に唾液の量を増やすコツをお伝えします!
①水分をとりましょう
唾液は血液から作られます。血液のおおもとは水分になりますので、唾液を増やすには、水分をとりましょう。
②よく噛んで食べましょう
咀嚼をするほど唾液腺が刺激され、唾液が出てきます。食材を大きく切ったり、噛みごたえのある食べ物を選ぶなど、咀嚼回数を増やす食べ方の工夫も効果的です。
このほかにも顎の下や耳の下などをマッサージをすると唾液の分泌を促したりもします。前までは普通に唾液の量があったのに減ったと思った方はこれがもしかすると原因かもしれません。①脱水②持病のお薬など③加齢によるものなどあります。思い当たる方は先ほどあげたコツを意識してみてください。
このように唾液はすごいお口の健康を守るために働いてくれています!皆さまもお口の健康を守るために、歯磨きやお口の状態(虫歯や歯周病など)の確認がとても大事です。しばらく歯医者行っていない方、ぜひ中里デンタルクリニック.に定期検診お越し下さい。お電話でのご予約お待ちしております。

妊婦さんの歯科治療

皆さんこんにちは、昨日は雨と風が強く足下が悪い中の来院ありがとうございます。中里デンタルクリニックの勤務医の小松です。

本日は特に女性が気になるであろう妊娠中の歯科治療についてブログを書かせていただきます

出産を経験された女性はお分かりと思いますが、妊娠したら口の中が悪くなったという状況はよくあることです。原因としてはお腹の中の赤ん坊に栄養を取られるということではないです。妊娠によるホルモンバランスの変化と生理的な変化が主な原因です。

よくつわりとかで歯ブラシや歯磨き剤を口に入れるだけで吐き気がしたり上手く歯磨きができなくなり、甘いものが好きになり虫歯になるリスクがかなり高くなってしまいます。また人は唾液があった方が自浄作用や再石灰化作用も弱ってしまいます。原因がわかっていても簡単には直せないので歯科検診をうけ、サポートを得て大切な歯を守っていくことが大事です。

特に歯周病原因菌の一つで女性ホルモンが好物ば菌がいることで、よく歯肉炎、歯周炎になりやすいです。

歯肉炎は歯肉が腫れているだけで歯を支える骨はまだ破壊されておらず、軽度の歯周病です。プラークと歯石をきれいに取れば、1−2週間で腫れが引き元に戻すことができます。プラークは自分で歯磨きすれば全てを取れるわけではないですが大部分取ることができます。歯石は自らの歯磨きでは取ることができないので、歯科医院で衛生士さんの手で定期的なお掃除が必要です。

歯肉炎が進んでしまえば軽度歯周炎になり骨が少し破壊されてしまい、失われてしまった骨はなかなか完全には戻りません、これ以上の進行を防ぐためにもプラークと歯石の除去を行うことが必要です

中等度歯周炎になってしまうと歯を支える骨が減ってしまい、歯が長く見えてしまい放っておくと歯そのものがなくなってしまうので専門的な歯周病の治療が必要になります。

妊娠初期の方は妊娠で一番大事な時期で歯科治療は炎症や痛みを抑えるために応急処置に留めます。

妊娠中期は一般的な歯科治療を受けることはできますが抜歯などは産科の主治医に必ず確認しています

妊娠後期は寝かせすぎると低血圧症になってしまうので少し起こしながら治療します、処置も応急処置程度になります。時期にかからわず妊娠しているのであれば必ず伝えてください

最後に歯科治療での麻酔、薬、レントゲンについてです

歯科の麻酔は局所麻酔と呼ばれるもので使う薬はリドカインと呼ばれるものです。出産時にも用いられるもので妊娠中の方に使っても全く問題ありませんので安心してください

歯科の薬も種類があり比較的安全で必要最低限の分だけを出すので安心してください

歯科のレントゲンはデンタルレントゲンで0.008msv、パノラマで0.01msvです。この数値はかなり少なく妊娠中でも人体への危害性はほとんど問題ありません。人は生きているだけで自然に被曝している自然放射量があります。その数値は2.1msv、デンタルレントゲン262枚分です。また50msv未満であれば赤ちゃんへの影響は全く問題ないことが認められています。なので時期にかからわず麻酔やレントゲンの影響は心配ないので安心してください

大事なのは赤ん坊のためにも口の中を綺麗にして健康健全でいることが大事です

入れ歯に上手になれるコツ

みなさま、こんにちは。
中里デンタルクリニック、受付の下舘です。
寒くなってきましたね…。
当院では、寒さを吹き飛ばすような元気なあいさつでお迎えをいたします。

 

今週は、「入れ歯に上手になれるコツ」についてです。

 

歯を失った方にとって、最も身近な治療といえば、「入れ歯」の装着です。入れ歯は、1本だけ歯を失った方から全部の歯を失った方まで、どの歯を失った場合にも対応でき、多くの方のお役に立つ治療法です。使い慣れるまでには少し努力が必要ですが、いったん慣れてしまえば、使い方はごくシンプル。外せば簡単にお手入れができ、清潔を保ちやすいうえ調整や修理を繰り返しながら長く使っていただくこともできます。自分のお口に合わせて作られた「入れ歯」との出会いが、大切な相棒との一期一会となるように、上手な付き合い方をアドバイスをさせていただきます。

 

初めての部分入れ歯の場合、うまく入れられなかったり違和感から使わない方が多くいらっしゃいます。たしかに使い慣れるまでには、多少の努力が必要です。部分入れ歯の場合、クラスプというバネを、残った歯にかけて使いますので、まずその着脱に慣れなければなりません。
また、出来上がった入れ歯は患者様に実際に使っていただきながら、何度か歯科医院に通ってもらい、細かな調整を行っていく必要があります。出来上がりがゴールではなく、患者様のお口の模型の上で作った入れ歯を、実際の患者様のお口の動きに合うように、微調整して仕上げていく必要があります。
もうひとつ入れ歯を使う際に慣れていただきたいのが、お手入れ方法です。入れ歯は人工歯ですから虫歯にも歯周病にもなりませんが、自分の歯と同じように汚れます。ベタベタのプラーク(歯垢、細菌のかたまり)が付くので、清潔を保つためには毎日のお手入れが」必須なのです。
こうお話しすると、「入れ歯ってなんか面倒なんだな…」と思う方もおられるかもしれません。しかし入れ歯は、失った歯を補う治療法としては、歯を削る量が少なくてすみ、外科治療も必要ない、もっとも侵襲の少ない治療法です。これによっていろんなよい効果があるのはもちろん、将来介護が必要になった時もケアが簡単だというメリットもあります。お口の健康、そしてからだの健康のために、せっかく作った入れ歯をぜひ使っていきましょう。

 

入れ歯を使うと
① 見た目がよくなる
入れ歯は失った歯の代わりになるだけでなく、歯の周りのあごの部分も補ってくれます。歯を失いやせてしまったあごを補い、頬をふっくらと回復させるので、歯を失ったためにお口の周りにできるシワを減らす効果も期待できます。
② 噛めるようになる
自分の歯にくらべれば、部分入れ歯で噛める力はおよそ1/3程度といわれています。それでも、入れ歯に慣れて噛めるお口を回復させ、「よく噛んで食べられるようになる」ことは、からだの健康や食を楽しみほがらかに生活するために、とても重要なことです。
③ しゃべりやすくなる
歯を失うと、空気が漏れて発音しづらくなります。とくにサ行やタ行に影響しやすく、滑舌も悪くなってしまうことがあります。入れ歯を使うと、最初は発音しづらく感じますが、多く場合、使い慣れることによって回復することができます。
④ 噛み合わせが悪くなるのを防ぐ
歯を失うと、周囲の歯はその空いたスペースに向かって自然と動きます。そのため隣の歯が倒れたり、本来なら噛み合うはずの歯が出っ張ってきてぶつかり、上下の歯が噛み合わなくなってしまったりしてしまうことがあります。入れ歯によってこうした事態を予防できます。
⑤ 残っている歯を守る
歯の本数が減ると、噛む力が残った歯に集中してかかり、その歯に加わる負担が大きくなります。奥歯を失うと、前歯に力が集中し下から突き上げるため出っ歯になってしまいます。入れ歯を使うと、残っている大切な歯にかかる負担を軽減できます。

 

入れ歯との付き合い方には、コツがあります。
入れ歯は、喪失した歯の代わりに働いてくれる大切な体の一部です。使いこなすには慣れが大事ですので、焦らずに一歩一歩進めていきましょう。
4つのポイント
1、「はめる」「外す」の練習をしましょう
部分入れ歯→指で押さえずに強く噛んでいれると、入れ歯がゆがんだり壊れてしまうことがあります。一部だけ外れた場合は、無理に引っ張らず、いったん歯に戻してから外しましょう。
総入れ歯 →下あごから先に入れるほうが落ちにくいことが多いです。上あご下あご、どちらかが部分入れ歯の場合は、部分入れ歯から先に入れると落ちにくいです。
2、慣れるまでの期間(最初の2週間程度)と調整が必要です
入れ歯は、患者様のお口の模型上で製作せれているので、実際に使ってみるとキツく感じたり痛みが出ることがありますので、使い始めて1~2週間後にかならず調整を受けましょう。痛い時は予約日を待たず、医院に遠慮なくご連絡ください。調整中は試運転期間です。やわらかいものを食べて過ごしてください。(一度調整を受けて、よくなじんだ頃にもう一度精密な調整を受けると、入れ歯との相性がさらに良くなるのでおススメです)
3、お手入れ法や保管法を覚えましょう
・落とした時に排水溝に流したり壊したりしないように、水を張った洗面器などを下に置き、流水でブラシを使い磨きましょう。
・入れ歯ケースに洗浄剤と水を入れ、つけます。歯磨き粉は研磨剤で入れ歯に傷が付くので、使いません!!
使わない時は、水を入れた入れ歯ケースに入れて保管しましょう。入れ歯が乾燥するとゆがんだりヒビ割れを起こしてしまいます。ティッシュで包むと、うっかり捨てやすいので、絶対にやめましょう!!
4、何年かに一度は補修が必要です
長く使っていると、気づかぬうちに入れ歯が傷んだりお口のほうが変化して、合わなくなってしまうことがあります。まずは、歯科医院で診てもらい不具合が拡大しないように修理してもらいましょう。

 

「入れ歯が傷んでいないか」「あごの骨に変化がないか」をちぇっくし、虫歯や歯周病を予防して残っている歯を大切に守っていくために、歯科医院に普段から定期的に通い、メインテナンスを受けることをおススメいたします。
(就寝の際は、入れ歯を外して歯ぐきを休める時間をとってくださいね♬)

根面う蝕について

皆さんこんにちは!
中里デンタルクリニック.アシスタントの荒谷です。

こないだまでの猛暑が嘘のように、一気に秋めいてきましたね。気温差に注意しながら、体調管理なさってください。

さて、今回のテーマは『根面う蝕』についてです。加齢や歯周病により歯茎が下がると、歯の根が露出します。見かけも気になるところですが、それ以上に問題なのが、歯の根の表面はとても虫歯になりやすいということ。噛むところの歯はピカピカなのに、根元が虫歯になってポキリ。せっかく残せていた歯を失いかねない「根面う蝕」について、詳しく説明していきます。

歯は大別して、物を噛む部分である「歯冠部」と、歯を支える「歯根部」から成ります。歯冠部は歯茎より上の部分、歯根部は歯茎に埋まっている部分というのが、臨床的な分類です。加齢や歯周病により歯茎が下がると、歯の根元が見えてくるわけですが、この歯茎から覗く歯根部の面を「根面」と呼びます。そして、この露出した根面が虫歯になることを「根面う蝕」と言います。

根面が虫歯になりやすい理由を挙げていきます。まず、根面の象牙質を覆うセメント質がごく薄いことです。歯冠部の場合、厚みがあり硬いエナメル質が鎧のように象牙質を覆っていますが、根面では、ごく薄いセメント質がコーティングされているだけです。更に、そこのセメント質は細菌の出す酸により、すぐに溶かされてしまいます。そして悪いことに、象牙質はエナメル質よりも酸に弱く、成分が溶け出すPHが高いのです。私たちのお口の中は、飲食ごとに、お口の細菌の酸によりPHが下がります。一定のPHを下回ると、歯の成分が唾液中に溶け出すのですが、この現象が起こるPHがエナメル質と象牙質では違います。溶け出すスタートラインは、エナメル質が5.5で、象牙質は6.4。つまり、今までエナメル質では溶け始めなかったPHでも、象牙質は溶け始めるのです。このように、根面はすぐに象牙質がむき出しになり、しかも象牙質は歯の成分が溶け出しやすい性質があります。歯冠部は虫歯ひとつないのに、気づかない内に根面の方が虫歯になっているというケースが起こるのはこのためですね。

虫歯予防は歯みがきによるプラークコントロールが最も大切ですが、根面う蝕に限って言えば、大元の原因は「歯茎が下がること」です。なので、一番の予防は「歯茎を下げないこと」となります。特に歯茎を下げる原因となるのが、皆さんご存知の「歯周病」です。歯周病が進行すると、細菌の炎症により歯を支える顎の骨が減り、その結果、歯茎が下がります。歯周病を予防するためには、痛みや歯のグラつき等を感じる前から、歯科医院にメンテナンスに通って、検査してもらうことが大切です。歯周病も根面う蝕と同じく自覚症状なく進行するので、定期的な検査が欠かせません。また、歯ブラシの押し付けすぎには注意しましょう。力を入れてみがく習慣がある方は、繰り返す内に歯を傷めて、歯茎が下がってしまうことがあります。歯や歯茎を傷めない、優しくて丁寧なみがき方を、歯科医院で教えてもらいましょう。

歯茎が下がって根面が見え始めたら、「年だから仕方ない」で終わらせずにぜひ中里デンタルクリニック.へ!せっかく残せている歯が危険にさらされているサインです。新しいお口の状況にあった予防の戦略を一緒に練り直しましょう!!

すっぱいものは歯に良くない!?酸蝕症について

皆さんこんにちは。中里デンタルクリニック.歯科衛生士の堀内です。

9月に入りましたが、まだまだ暑い日が続きますね。

皆さん体調管理にはお気をつけください!

さて、今回のお話は「酸蝕症」についてです。

皆さんは酸蝕症という歯の病気をご存知でしょうか?

酸蝕症とは、酸性度の強い食べ物や飲み物だったり、逆流した胃酸に日常的にさらされることにより、歯が病的に溶けて、傷んでしまう症状になることをいいます。

食生活やストレス社会といわれる多忙な毎日との関わりが大きいので、現代人ならではの生活習慣病として注目されています。国内の実態調査では、約4人に1人が酸蝕症に罹患しているといわれているそうです。

例えば、このような方がいましたら酸蝕症のリスクになっていますので、お気をつけください!

①健康のために柑橘類や黒酢を毎日欠かさない!

健康意識が高いかたですと、すっぱい食品を積極的にとっているかたが多い傾向にあるそうです。しかし、過剰摂取は酸蝕症の原因になってしまいます。チビチビ飲み、チビチビ食べがいちばんよくありませんので、カプセルになったタイプを選ぶなどして、歯を守りましょう。

②筋トレ、ジョギングのお伴はスポーツ飲料、ビタミン飲料!

スポーツ中は唾液が乾いて自浄作用がきかず、酸蝕症のリスクが増大します。お茶か水にしましょう。どうしてもスポーツ飲料が必要な場合は飲んだ後にひと口水を飲むようにしましょう。

③赤ちゃんがぐずったら哺乳びんでジュース!

赤ちゃんの歯は軟らかく、酸にデリケートです。哺乳びんでジュースを飲ませていると、前歯の裏に酸が集中的に触れて酸蝕症の原因になります。発熱時にイオン飲料を与えるときは、飲ませた後にガーゼなどで前歯の裏側をぬぐってあげましょう。

④チューハイ、梅酒、ワインを毎晩チビチビと…!

果汁たっぷりの酸味の強いお酒が人気ですが、チビチビ飲むのは歯が酸に長く触れることになり、酸蝕症のリスクになってしまいます。また、酸性が強いお酒を口に残したまま寝てしまう寝酒にも要注意です。

もしも、酸蝕症ですと診断されたり、酸蝕症が疑われるかたは、酸で軟化した歯を歯ブラシでこすらないように、食後30分ほど置いてから歯みがきをしましょう。30分ほどすると歯を守ってくれる唾液の力が働いて、歯の硬度が戻ってくることが明らかになっています。また、歯ブラシは軟らかいものを使うのをオススメします。

今の時期は、特に熱中症対策として梅干しを積極的にとるというかたも多いと思いますが、それもリスクになりますのでご注意を!

知りたい!!補綴のメカニズム

皆さんこんにちは!!中里デンタルクリニック助手の山内です。

今回は補綴のメカニズムについてお話しします。

 

突然ですが、皆さんは「補綴」って言葉を聞いたことはありますか?

 

「補綴」とは、失った歯の代わりに人工物を使って歯の働きや見た目を補うもののことです。

その中でも「ブリッジ」は、失った歯の代わりに両隣の歯を支えとするダミーの歯をがっちり固定するものです。

見た目はまるで本物の歯で、歯茎の上に乗せてあるダミーの歯もまるで本物の歯のように歯茎から生えて見えます。

 

本物の歯のように見えるブリッジにするにはいくつか条件が必要になりますが、まず押さえておきたいのが「その歯をなくした理由」です。

虫歯か歯周病か歯が割れたのか、病歴がブリッジ治療に大きく影響します。

現在の歯科は滅多なことでは歯を抜かないため、抜歯に至ったのならよほどの状態だったということです。

抜歯になる程歯周病が悪化したのなら、必ずその影響は他の歯にも及んでいるはずです。

歯を支える骨も減っているところにただ単にブリッジを入れても、ダミーの歯が歯茎にピタッと合わず、隙間ができて浮いた感じになってしまいます。

その隙間には舌や頬が挟まるため装着感が悪く、食事の度に食べかすが入ります。

そのため、ダミーの歯を不自然に長くして対応せざるを得なくなってしまいます。

 

また、歯を抜くとその歯を支える周囲の歯と歯茎は役割を失います。

すると、それらは「仕事がなくなった」と思い、自然と減ってしまいます。

歯周病で骨を失った上に周囲の組織が自然に減ると、歯茎のラインはかなりへこんでしまいます。

そんな時に有効なのが骨や歯茎を増やす治療(再生療法)です。

この治療を行うことで、失ってしまったダミーの歯の下のボリュームを取り戻すことができるのです。

 

そしてもう一つ、ブリッジの機能と見た目を大きく左右するのが「ダミーの歯の形」です。

機能面、審美面でオススメされているのが「オベイトポンティック」という卵形のダミーの歯です。

歯茎の形を卵が乗っかる形に整え、その上に卵形のダミーの歯をピタッと密着させるので、本物の歯に近い舌感、清掃性、審美性があります。

高度なテクニックが要求される治療法ですが、「ブリッジ治療で審美的に…」と願う患者さんに喜ばれています。

 

当院の院長は補綴専門医の資格を有しているので、患者さんのご要望に合わせた補綴治療をご提供できるように日々診療をしています。

補綴のことでお悩みがありましたら、お気軽に当院までご連絡を頂ければと思います!!

 

 

電動歯ブラシのトリセツ

皆さんこんにちは、中里デンタルクリニック.歯科衛生士の木村です。お盆はゆっくり休めたでしょうか?今年は例年と違い、コロナの中のお盆となりました。各ご家庭いろいろな過ごし方があったと思います。暑い日が続いていますので、熱中症や疲労からの免疫力低下には引き続き気をつけたいですね。

 

今回は当院の患者さんからも問い合わせの多い、電動歯ブラシについてお話ししたいと思います。

電動歯ブラシは適切に使っていただければ、プラークを効率よく落とせる優れものですが、マニュアルをきちんと読まずに使っていて、上手く磨けていない方も多いようです。使い方がきちんとわかっていないせいで、パフォーマンスが十分に引き出せていないのはもったいないこと。というわけで、今回は、電動歯ブラシを使いこなすコツをお伝えしたいと思います。

 

まずひとくちに「電動歯ブラシ」といっても、3つに分けられます。まずはご自身が使っている電動歯ブラシがどれに当てはまるか確認してみましょう。

 

①超音波電動歯ブラシ

特 徴:超音波でプラークのネバネバを破壊し、プラークを除去しやすくなる。

磨き方:ブラシの振動が微細なため、手磨き歯ブラで磨くのと同じように手を動かす必要がある。

 

②音波電動歯ブラシ

特 徴:高速振動によってプラーク除去。歯科で主に取り扱う高機能電動ブラシ。

磨き方:手磨き歯ブラシで磨く時のように手を動かす必要はない。ブラシを当てて歯に沿って動かす。

 

③その他の電動歯ブラシ

特 徴:振動によってプラークを除去。

磨き方:振動数が少なく手磨きをサポートする程度のため、しっかり磨くには手を動かす必要がある。

 

特に優れた機能が搭載されているのは高機能電動歯ブラシ。ですがきちんと性能を引き出すにはその製品にあった使い方をしなくてはなりません。一番のポイントは、「磨きたい場所にしっかり当てること」。そして、「手磨き用の歯ブラシのようにブラシを動かして磨かない」こと。押し付けすぎにも注意しましょう。安全にお使いいただくためにもご自身の電動歯ブラシのマニュアルを見直していただくと新たな発見があるかもしれませんよ。使い方に迷われたら、歯科医院で相談するのもいいでしょう。また、これから購入されるのなら、ご自身の磨き方の癖を歯科医院で見てもらって、適切な使い方をあらかじめ教えてもらいましょう。

使って楽しく、効率的なプラーク除去が期待できる電動歯ブラシ。せっかく使うのなら、適切に使って、十分に性能を引き出せるようにしたいものですね。

フッ素のはたらき

こんにちは。

中里デンタルクリニック.アシスタントの目時です。

 

夏休みに入りましたね!

水分補給を忘れずに、楽しみましょう!

 

さて、今回のお話は『歯磨き剤』についてです。

フッ素が虫歯予防に効果があることは、聞いたことがあると思います。

これまで日本の歯磨き剤のフッ素は、1000ppmF以下の濃度で配合するように決められていましたが、1500ppmFまで配合できるようになったのです。

これは国際基準と同じ量です!

(市販で販売される際には、1450ppmFのものが多いです。)

 

 

では、フッ素の効果について詳しくおさらいしましょう。

効果は、大きく分けて3つあります。

 

①歯の再石灰化を促進

唾液の中に溶け出した歯の成分、カルシウムとリン酸が歯に取り込まれやすくなり、歯が修復されるスピードが増して、修復される量も多くなる。

 

②虫歯菌の活動を抑えること

フッ素には抗菌作用があるため、菌の活動を抑える働きをしてくれる。

 

③歯質を硬く丈夫にする

フッ素とともに修復された歯の結晶は、元の歯よりも硬くなるので、丈夫な歯になる。

 

 

フッ素自体はとてもいいものですが、6歳未満のお子様は歯の形成期のため、継続的に使うと歯に白斑が現れることがあるようです。6歳以上であれば、問題ありません!

1450ppmFの使用量は6歳〜15歳では1cm、15歳以上では2cmを目安にお使いください。

 

 

歯というのは、実は、食事のたびに溶けています。それでも歯が無くならないのは、唾液に溶け出したカルシウムなどが、唾液の力で歯に戻って補修されているからなのです。

この補修のスピードが溶けるスピードに追いつけば、虫歯になることはありません。

ということは、補修のスピードを上げてくれるフッ素は、初期虫歯の治療にも効果があるということなのです!素晴らしい!

 

 

また、フッ素は「象牙質」を守ってくれます。

歯の一番外側にあるのは、体の中でも一番に硬い「エナメル質」という組織。

そのひとつ内側にあるのが、柔らかくて虫歯に弱い「象牙質」です。

 

詰め物の中や、歯茎が痩せてしみる場所、そこは剥き出しになった象牙質なので虫歯の進行がとてもはやいです。

フッ素は、その象牙質を虫歯から守る働きをしてくれます。

 

フッ素の効果をより引き出すには、高濃度フッ素配合の歯磨き剤を「毎日」使うことです!そして、使った後はうがいのしすぎ注意してください。フッ素がなるべくお口に残るようにしてみましょう。

フッ素はお口の中に長くとどまるほどよく働きます。そのため、唾液が少なくなる就寝中にお口にあるようにすると、唾液に流されず効果が高まりやすいです!寝る前に使ってみてください。

 

中里デンタルクリニックでも、高濃度フッ素配合の歯磨き剤を取り扱っておりますので、お声がけください!

転んだ!ぶつけた!子供の歯のケガについて

こんにちは!中里デンタルクリニック.TCの畑中です。最近は暑い日が続きますが、皆さま夏バテにはなられていませんか?学校に通っている子どもたちは夏休みに入りますます元気いっぱいになっているかと思います。子どもたちといえば転んだりすることがたくさんあると思います。よく足などを擦ってしまったときには消毒して絆創膏をしますが、それが口になったとき皆さまはどのように対応していますでしょうか。今回は歯のケガについてお話ししていきたいと思います。

 

 

歯をケガすることの多い年齢は乳歯では1〜3歳、永久歯では7〜9歳が多く見られます。小さい子だと顔から転ぶ子もいますので多い傾向があるのかもしれません。歯のケガのダメージは、実は見える部分だけにとどまらないことがあります。歯ぐきや歯を支えるアゴの骨、乳歯をケガした場合は永久歯の芽にダメージ及んでいることもあります。そしてそのダメージは、ぶつけた直後ではなく時間が経ってわかることもあります。

 

 

お子さまが転んだりして、歯をぶつけた場合保護者の方は迷いなく歯医者を受診されると思いますが、そうでない場合たとえば「出血がない」「痛がっていない」という場合は迷うこともあるかと思います。ですが、注意が必要です。血が出ていなくても歯の根っこや歯の周りの組織にダメージが及んでいることもありますし、しばらくしてから痛みが生じることもあります。また、お子さんが歯をぶつけて乳歯が抜けてしまったときに、「少ししたら生え変わるからいいかな」と考える方もいらっしゃると思いますが、これは絶対NGです。歯が抜けるほどのケガというのは、相当な力が歯と歯周組織にかかっているということになります。そのため、乳歯の奥で成長している永久歯の芽に、そのダメージが及んでいることもあるのです。

 

 

見えない部分へのダメージはレントゲンを撮らないと確認することができませんので、出血や痛みがなくてもぜひ歯科を受診して、検査を受けていただければと思います。速やかに歯科医院を受診していただくと、その分治療がうまくいく可能性も高まります。歯が欠けたり折れたりしたとき、手元に折れた歯がきちんとある場合は、牛乳に入れるなどして乾燥を防ぎ歯科医院にお持ちください。歯の神経を守るために1日以内に受診をすることをおすすめします。半日くらい経つと痛みが強まることもあるので、放置は危険です。抜けた場合に関しては時間との戦いになるので(お子様の場合は知慮の成功率が高い時間は3時間と言われています。)こちらも乾燥させずに受診を急ぎましょう。

 

 

これらのようにその時になるとパニックになるとは思いますが、落ち着いてすぐに歯科に受診をしていただけたらと思います。