治療の連鎖を断ち切りましょう!

こんにちは。中里デンタルクリニック.です!新年度も始まり、新しいことを始める人も多いのではないでしょうか。暖かくもなって桜が満開になるのが楽しみですね!

 

さて、ここからはお口のお話をしていきたいと思います。皆様はいま歯の治療をしていたり、痛いところはないですか?そういった方は歯医者に通っていることかと思います。ただお口の中が健康な人は歯医者に通うことがないのでしょうか?実は痛くなくても歯医者に行くことは大事になってきます。

 

治療が終わった後、「治療後の経過を定期的に診てケアのお手伝いをさせていただきますので、メンテナンスにおいでくださいね」と説明を受けたことはありませんか?

 

メンテナンスとは、治療が終わって快適になったお口をより長く維持するために行われている、診察と検査、そしてクリーニングがセットになった歯科のケアシステムのことです。定期検診とも言われ、歯が特に悪くなっていなくても、3ヶ月に一度、あるいは半年に一度など、患者さんの症状に合わせた間隔で、歯科医院においでいただきます。

 

このメンテナンスの診察/検査、クリー二ングを行うのは歯科衛生士です。患者様のお口に困ったことが起きていないかを診て、検査し、ホームケアが十分にできているかを確認し、患者様に合ったケア方法をご提案します。こうして衛生面から患者様を支えるとともに、なにか問題があったら、ひどくならないうちに歯科医師にバトンタッチをしてフォローすることができます。お口のトラブル予防と軽減に、定期的なメンテナンスは大きな成果を上げています。

 

なかでもメンテナンスの一環として行なわれるPMTCは、一度その気持ちよさを体感すると「繰り返し受けたい」と希望なさるかたが多く、人気の処置となっています。痛くなくても「メンテナンスのために」と来院したくなるきっかけ作りに、そして質の高いホームケアを続けていただくためのモチベーションアップにと、大いに貢献しています。

 

ところで、ここに「定期的にメンテナンスを受けていた人と、痛いときだけに来院していた人では、10年間で失う歯の本数がどれくらい違うか」を示した興味深い調査結果がありますのでご紹介します。

 

50代、60代は歯の健康の曲がり角です。放っておくといちばん歯を失う年代でもあります。痛いときにだけ歯医者に来院していた患者様はなんと10年間で11本近い歯を失うという結果が出ています。口内環境を根本的に改善することなく痛いときにだけ治療を受け、それを繰り返すうちに、多くの歯を失うことになります。だからこそ痛くなくても定期的にメンテナンスに通っていただき、一本でも多くご自身の歯でお食事できるように予防することをお勧めします!

歯茎から出血

みなさんこんにちは!!
4月に入り、新生活がスタートした方もいらっしゃるのではないでしょうか?新生活が始まり慣れない環境や、忙しさから歯磨きが怠っていませんでしょうか ?なかには歯磨きを
すると、血が出てしまうから歯茎を傷めないように、磨かずそっとしておこう・・・。と思っている方もいらっしゃるのではないのでしょうか?
そこで今回は歯磨きをすると血が出てしまう原因をお伝えいたします。
歯磨きで血が出るというのは、ずばり歯周病でしょう。よほど毛先が硬かったり、毛先が鋭角にカットされた粗悪な歯ブラシを使わない限り、歯磨きで健康な歯茎から血が出るということはまずありません。つまり歯茎に炎症が起きている証拠です。

 

炎症が無ければ、歯茎はそんなに簡単に血が出るものではありません。硬い根菜をバリッとかじろうが、肉の固まりを食いちぎろうが、リンゴをガリッと丸かじりしようが、なんてことありません。だから、歯磨きすると出血するというのは「歯周病じゃないかな?」とセルフチェックできる重要ポイントでもあります。
しかし困ったことに、歯磨きすると歯ブラシに血が付くのが気持ち悪いからといって歯磨きを止めてしまう方がいらっしゃいますが、これでは全くの逆効果。ますます血がでやすくなってしまいます。
炎症の原因はプラーク(歯垢)のなかに潜んでいる歯周病菌なのです。プラークはしつこく、殺菌剤の入ったうがい薬を使ったとしても取り除けるものではありません。歯ブラシでこすり取ってきれいにしないと、ますます炎症が進んでしまいます。
たしかに、「歯茎を怪我させないようにしなくては」と思うかもしれませんが、この出血の根本的な原因は、歯ブラシの刺激ではありません。たとえばもし、皮膚の周りが汚れてばい菌が入って腫れていたら、まず汚れを取り除いて炎症を治さなくては!!と思いますよね?汚れをそのままにしておいて「怖いからこのまま触らないようにしておこう」なんて思わないはずです。口の中だってそれと同じです。
若いうちからそんな状態のまま放っておいたら、10年もすると歯周病がますます広がってしまうかもしれません…。また、せっかく通い続け入れた被せ物や入れ歯やインプラントも何らかの症状が出る可能性もあります。
歯ぐきがやせて歯が長くなったり、口臭が強くなったり、歯がぐらついたりしはじめる前に、中里デンタルクリニック.でプラークと歯石を取って、子供の頃に習ったっきり忘れてしまった上手な磨き方を衛生士が伝授いたします。

フッ素の力!!

こんにちは!

中里デンタルクリニック.です。

 

テレビのCMなどでも「フッ素配合」「むし歯予防」とよく耳にしますが、具体的にどんなものなのか、どうしてむし歯を予防に効くのかはっきりと分からないですよね。

今日はそんな「フッ素」についてお話ししていきます。

 

まず、「フッ素」は「天然のミネラル元素」なのです。地中や海中に含まれています。

具体的には、陸地で育つ植物、つまり草花や樹木、野菜や穀物・果物、海に生きる魚や貝・海藻にももちろん含まれています。

そして、そうしたものを食べて育つ動物の体内にも、私たち人間の体内にも含まれています。

つまり、地球上で育まれるあらゆる生き物の中に、あまねく存在しているのです。

 

次に、「フッ素はなぜむし歯予防に効くのか?」についてお話しします。

(ちなみに、「フッ素」は元素名で水や食品中のフッ素は「フッ化物」と呼ばれます。以後「フッ化物」と表現いたします。)

「フッ化物がむし歯予防に効く」というのは、どうしてなのでしょうか。実際に使ってはいても、どんな作用をするのかをご存知の方は少ないかもしれませんね。それでは説明していきましょう。

 

フッ化物は、3つの大切な働きをします。

①適量のフッ化物があると、唾液の中に溶け出したミネラルが菌に取り込まれやすく、歯が修復されるスピードが速くなってその分修復される量も多い。

 

②フッ化物の助けによって修復された歯の結晶は、元の歯の結晶より硬くバージョンアップするので、その分むし歯になりにくい歯になる。

 

③フッ化物には、抗菌作用があり、むし歯菌の働きを抑えるのでむし歯になりにくくなる。

 

つまり、修復する速さも量も増す上、修復した部分がもとの歯よりも丈夫になり、さらにはむし歯菌が活躍しないように邪魔までしてくれるという、すぐれた効果があるのです。

もう少し詳しくお話しすると、歯のエナメル質は、カルシウム、リン酸などが化合してできたハイドロキシアパタイトという結晶でできています。

ところがこの結晶はむし歯菌の出す酸に弱く、唾液の酸性度が増すと唾液のなかに溶け出して(脱灰)、歯の密度が低くなります。このままの状態が続くとむし歯になってしまうのですが、フッ化物はカルシウムとリン酸が歯に戻るように促し(再石灰化)、一緒にフルオロアパタイトという、前よりも安定した硬い結晶になってくれるのです。

 

こうして、フッ化物が一定量、なるべく長い間唾液のなかに存在すると、歯をより早く、より多く再石灰化され、再石灰化された歯は前よりも丈夫になり、むし歯菌が活躍しにくくなるというトリプル効果が持続します。

これが、「フッ化物を使いましょう」といわれる理由です。

 

そのため歯磨きには、フッ化物配合の歯磨き剤をオススメします。

そして、特にお子様は、これから先何十年と長い間使う歯を大事に保っていくために、定期的に歯科医院でフッ素を歯に塗布することをオススメします。

 

 

 

 

 

 

「血液サラサラ」のお薬を飲んでいる患者様へ!!

みなさん、こんにちは!!
中里デンタルクリニックです‼︎

 

卒業のシーズンですね。皆様のお子様やお孫さんのご卒業を、心からお祝い申し上げます。卒業は、新たなスタートでもあります。気持ちよく新学期・今季を迎えられるように、お口の定期検診を受けてみませんか?

 

そんなお子様・お孫さんをお持ちの方々で、「血液サラサラ」の薬を飲んでいる患者様はいらっしゃいませんか?

 

「血液サラサラ」の薬とは、血栓ができやすく、血管がつまりやすい方の血液を、固まりにくくサラサラにする抗血栓薬のことです。高血圧や高脂血症などの生活習慣病や高齢になると進みやすい動脈硬化などの影響で血管に血栓ができると、脳梗塞、心筋梗塞、心不全などの重篤な病気を発症しかねません。血管を詰まらせないためには、薬を欠かさずに飲むことが肝心。現在日本で認可されている抗血栓薬は、代表的なものだけで数十種類。大変多くのかたに飲まれているポピュラーな薬です。

 

抗血栓薬を飲んでいる患者様の血液は、サラサラで止まりにくいという特徴があります。そのため、「抜歯を安全に進めるためには一定期間服用を休まざるを得ない」と、歯科でも医科でも考えられていました。「残せないほど悪くなっている歯を、抜いて治療できない」という状況ほど、つらいものはないと思います。腫れていたりうずいていたりしていては、食事もままならないでしょう。炎症がさらに広がってしまう前に、しっかりと治療したいですね。でも、もしも休薬のために血栓ができてしまったら?!
そこで近年では、適切な検査を行って休薬せずに抜歯し、歯科と医科と連携で、安心・安全な治療が可能になっています。

 

血栓とは呼んで字のごとく、血管を栓のようにふさいで詰まらせてしまう血のかたまりのこと。血液には本来「固まる」という大切な働きがありますが、血管のなかに血液のかたまりができてしまうと血管が詰まり、さまざまな障害ができてしまいます。
血栓ができるきっかけは、高血圧やドロドロした血液によってできる血管のキズ。傷ついたところには血液が集まり、その中にある血小板が止血のために働きます。するとその場所には、かさぶたのように血栓ができて血管が狭くなってしまいます。コレステロールや脂肪の多いドロドロの血液だと、流れにくいためますます血管が詰まりやすく、脳梗塞や心筋梗塞などの原因になってしまうのです。そこで、血管を詰まりにくくするための治療と予防に大活躍しているのが抗血栓薬です。すぐれた効果を発揮するのですが、一方で困った問題も起こします。というのは、サラサラと流れやすくなったり血小板が働きにくくなる分、当然ながら血液の重要な働きである「固まる」力が弱まって血が止まりにくくなってしまうのです。

 

そこで「血液サラサラ」のみならずお薬を服用されている患者様にお願いしたいのが、歯科医院においでになった際の問診票の記入です。必ず持病とその治療歴、服用している薬などについてご記入をお願いいたします。歯科医師が問診の際にもお尋ねしますので、なるべく詳しくお話しください。服用中のお薬を来院時に持参いただくのもたいへん助かります。歯科治療に影響を与える薬がいくつもありますので、安心・安全な歯科治療のため、ぜひご協力をお願いします。

ストップ ザ 歯周病!

こんにちは、中里デンタルクリニック.です。

暖かくなったと思いましたら、また雪が降ってしまいました。春先の雪は重く、雪かきに大変苦労されることと思いますが、春はもうすぐそこですので頑張っていきましょう!

今日は歯周病についてお話ししていきます。

皆さんは歯周病が細菌による感染症だということをご存知でしょうか?
歯周病の原因は、歯にベッタリと付くプラーク(細菌の塊で歯垢ともいう)です。
その中に潜む歯周病菌が引き起こす炎症によって歯を支える歯周組織が破壊され、最終的には歯が抜けてしまうという怖い病気なのです。また、一旦破壊されてしまうと回復させるのが難しい点でも、大変やっかいです。

歯周病が普通の感染症と違うのは、病気の原因菌が普段から私たちの口の中にいる常在菌だということ。お母さんの産道を通って生まれて来る時に感染するのではないかと言われていて、私たちと歯周病菌の付き合いは、生まれると同時にはじまっているのかもしれません。ただし、感染したからといってすぐに歯周病菌になるわけではありません。常在菌である歯周病菌と人間は、本来、平和に共存しているのです。

しかし、歯磨きをサボったり、磨き方が雑だったりして、プラークが蓄積し熟成するにつれて、歯周病菌は口の中で猛烈に増殖します。すると、それまで保たれていた共生バランスが崩れ、炎症が起きます。これが歯周病の始まりです。

歯周病の進行を止めるには、とにかく歯周病菌を徹底的に追い出すこと。空気にあたると死んでしまう嫌気性細菌である歯周病菌は、歯周ポケットの奥深くや軽石状の歯石の中が大好き。温かで空気のない恵まれた環境の中に潜んでいます。
そこで、歯周病菌を減らすには、歯面だけでなく、歯周ポケットのなかおスケーリング&ルートプレーニング(SRP)でしっかりと掃除します。それでも取れなければ、歯茎を切り開いてデブライドメント(プラークや歯石、汚染された組織の除去)をします。

歯面のプラーク除去ももちろん重要で、歯科医院のプロフェッショナル・クリーニングであるPMTC、そして患者さんご自身のの丁寧な歯磨きで歯周病菌を徹底的に減らします。毎日の歯磨きも、歯周病菌を減らすための立派な「治療」なのです。

歯科の実態調査で、日本人の約8割になんらかの歯周病の症状があることがわかっています。あなたにとっても人ごとではないはず。痛くないからと放置せず、病状が悪化する前に歯周病の治療を始めましょう。

いまだから知りたい!歯科のエックス線

皆さんこんちには!中里デンタルクリニック.です!
今日はレントゲンについてお話ししていきますね。皆さんは歯医者さんでレントゲン写真を撮ったことがありますか?目で見るだけではわからない病巣の検査と診断に、そして治療計画の立案に、治療後の経過観察にと、歯科治療のあらゆる場面で用いられています。

歯科の病気は、患者さんから症状をお聞きし、お口のなかを覗くだけで発見できると思われがちなのですが、実は、問診と視診だけで病状の全体像を把握できるケースはほんの一握りです。実際、エックス線写真を撮ってみないとわからないことも多く、正確な診断を下し、余分な侵襲を避けて、できるだけ小さな治療で治すには、エックス線検査は必須の検査方法になっています。

歯科で用いられるエックス線写真には大きく3つあります。
一つ目は、デンタルエックス線写真です。小さなフィルムを使い、1回の撮影で3〜4歯を撮影することができます。シャープな画像が持ち味で、部分的に詳しく診る際に用いられています。小さな歯の中に隠れた虫歯、細くて複雑に分岐した根管、歯槽骨の減り具合や骨密度の様子、歯茎の奥に溜まった歯石まで写し出し、歯とその周囲という微細な部分を扱う歯科にとっては、欠くことのできない検査方法です。
二つ目は、パノラマエックス線写真です。患者様の歯や歯の周りの歯槽骨だけでなく、顎の骨格から顎関節、上顎洞などを含めたお口周辺までを1枚の写真に写し出したものです。お口がどのような状態なのかを一望できることによって、患者様のお口の状態や病態を総合的に把握することができます。デンタルエックス線写真と組み合わせて用いることもあり、気づきにくく放置されがちなお口の病気も、見落とすことなく診断することができます。
三つ目は、CTです。限られた部分に放射線を照射しスキャンする装置で、患者様の顎を立体的に写し出し、立体画像や、あらゆる角度から断層写真を見ることができます。3次元的な画像のおかげで、歯や歯槽骨から顎の骨格や神経、血管、腫瘍などの形と位置などをより正確に、容易に知ることができます。

エックス線写真はいま緊急に治療するべき状態なのか、あるいは、いまのところは介入をせず経過観察していくべきなのかなど、将来のお口を予測しながら検討することができます。そして、治療後の経過観察にも役立っています。治療した歯がよい状態のまま維持されているのかどうかを確認するために、メインテナンスに定期的においでいただいた際に、必要に応じて撮影させていただきます。こうすることで、患者様のお口の健康をしっかりと見守っていくことができるのです。

インプラントを可能にする骨造成術

こんにちは!中里デンタルクリニック.です。
先日はバレンタインデーでしたが、皆さんはチョコレートを食べた後、しっかり歯磨きしましたか??
当院でも、スタッフから院長にチョコレートが贈られました♪

さて今回は『インプラントを可能にする骨造成術』というテーマでお話していきますね。

まず「インプラント」とは、歯を失った場所に歯をつくるために、人工の歯根を歯槽骨に
埋め込む治療のことです。
そのため、インプラントを支える『歯槽骨』が十分に存在していなければ、
インプラント治療を受けることができません。

歯槽骨が足りないとはどういうことでしょうか?原因として多く挙げられるのは、
① 歯周病や歯根部にできた病巣を放置してしまい、炎症が起きて歯槽骨が溶け出した
② 噛む力が強くて歯槽骨が溶け出した
③ 外傷で失った
④ もともと歯槽骨が少ない部位である           …ということです。

でもご安心ください!インプラントにしたいのに歯槽骨が足りないと診断されてしまった患者様のために、
現在は「ご自身の骨や人工骨を用いて歯槽骨を増やす手術」が行われています。それが『骨造成術』です。
骨造成術の中でも代表的なのが、「GBR法」です。その手順は、
① 歯槽骨が足りずに露出してしまった人工歯根(インプラントの柱)の表面に人工骨or自家骨を置く。
② 置いたところを人工膜で覆い、歯茎で閉じる。
③ 半年後に人工膜を取り除く。
その他にも、サイナスリフトやソケットリフトなどの方法があります。
患者様のお口やインプラントを入れたい部位など様々な条件をみて、最適な方法で行われることになります。
そのためには、CT撮影などでの診断が欠かせませんね。
当院にもCT撮影装置やレントゲン撮影装置がありますので、まずはご相談ください!

『骨造成術』を受けた後の注意点は??
① 毎日丁寧に歯磨きをしてお口の清潔を保ちましょう。
② 歯科医院で定期的にメンテナンスを受けて、噛み合わせや骨の状態をチェックしてもらいましょう。
③ 骨造成術やインプラント治療の術後に歯茎の腫れや違和感があるときは、すぐに歯科医院に連絡し受診しましょう。
  たとえ違和感程度であっても、症状があることは危険なサインの可能性があります。必ずご相談ください。

インプラント治療に終診はありません。インプラントを良い状態で維持するため、
患者様と歯科医院の新しいお付き合いがはじまります。
おいしく快適に食事ができるお口を、二人三脚で末永く守っていきましょう!

電動歯ブラシを上手に使うには?!

こんにちは。中里デンタルクリニック.です!
最近は雪も降ってきて寒くなってきていますね。皆さま体調崩されてはいませんか?歯の具合はいかがですか?
今日は電動歯ブラシについてお話ししていきますね。

 
 現在、様々な機種の電動歯ブラシが販売されています。どれもとても魅力的に見えますから、何を選べばよいのか迷われるのも無理はないと思います。どれが合うのか、使い勝手はどうなのかなどをひとりで判断するのは大変ですよね。決して安い買い物とは言えませんし、できれば長く使えるものを選びたいものです。
 

 電動歯ブラシは、残念ながら、買って使いさえすればお口の中が綺麗になるわけではありません。効率がいいだけに歯に当たっていれば、手用歯ブラシでは時間のかかるツルツル感を短時間で味わえますが、万遍なく当たっていなければ、手用歯ブラシ同様、みがき残しができてしまいます。毎日同じようなところをみがき残してしまうと、虫歯や歯周病の原因にもなります。また、間違った使い方をして、歯茎などを傷めてしまっても困りますよね。つまり、使いこなせるかがとても大切になります!
 

 電動歯ブラシこそ、単なる家電製品として購入なさるのではなく、歯科医院でご相談していただき、適切な使い方の指導を受けてお使いいただきたいと考えています。
 電動歯ブラシは、使いこなせばとても効率のよい便利な道具です。そこで、定期的なメンテナンスにおいでいただく際に、きれいにみがけているかどうかのチェックや、歯みがきのサポートをさせていただきたいと思います。みがき残しがあるなら、なぜそこがみがき残しになったのかを知っていただくことで、ブラッシングのテクニックがグッとステップアップします。

 また、忙しい朝や昼には電動歯ブラシで手っ取り早く爽快感を味わっているものの、細部のケアがいまひとつというかたなら、夜は手用歯ブラシを使い、昼間はなかなかできないじっくりみがきで歯間や奥歯のミゾをケアするなど、歯ブラシの使い分けをご提案することもできます。みがき残しを減らすには歯の面に沿って、グルリと1周していくといいです。歯間や、歯と歯ぐきの境目、奥歯のデコボコなどは汚れが溜まりやすいので、特に気を配ってケアしていきたいところです。
 『うまく使いこなせなくて』と、しばらく使った後洗面台の扉の奥にしまいこんだまま、なんていうもったいないこともなくなることでしょう。

 歯科専売の高機能電動歯ブラシは、歯みがきを快適に、楽しく続けていくためのひとつのルーツです。お使いになりたいかたは、当院まで予約していただき、お気軽にご相談いただきたいと思います。お待ちしております。

歯周病のせいで糖尿病が悪化!?

Q…糖尿病だと歯周病になりやすいだけでなく、逆に、歯周病で糖尿病が悪くなるというのは本当ですか?
A…まだナゾも多いのですが、近年の研究では歯周病になると血糖値のコントロールの邪魔をする毒素がでることが分かってきました。どうやら歯周病と糖尿病は悪さをし合っているようです。

糖尿病と歯周病はとても密接な関係にあり、歯周病は糖尿病の合併症の一つでもあるのです。
ところが最近になって、糖尿病と歯周病には、さらに深い関係があることが徐々にわかってきています。まだ完全に解明されたわけではなく、ナゾも多いのですが、どうやら「歯周病になると糖尿病が悪くなる」という、関係についても明らかになっています。
歯周病菌が免疫機能と戦って死んだ死骸からは「内毒素」という毒素がでます。
その毒素が血液中に入って血糖値を悪化させているのではないか、というのです。血液中の毒素は、内臓脂肪や肝臓を刺激して「TNF-α(腫瘍壊死因子)」という物質を産生させます。このTNF-αは、インスリンの働きを鈍らせ、細胞がブドウ糖を取り込んで消費する邪魔をしてしますのです。この結果、ブドウ糖が血液のなかに余ってしまい、血糖値が上がります。つまり、歯周病にかかると、血糖値のコントロールが難しくなり、糖尿病を悪化させている可能性があるのではないか、というのです。実際に歯周病を患っている糖尿病の患者さんが歯周病の治療をしたら「血糖値が下がった」という研究結果も報告されています。
じつは、歯周病や、歯周病菌の出す毒素が、私たちの観光に甚大な悪影響を与えているのではないか、という研究結果は、これまでにも多く報告されています。糖尿病に関わらず、心筋梗塞、動脈硬化、肺炎、低体重児出産など、さまざまな全身疾患との関係が取りざたされているのです。
歯周病は、炎症の起きた歯茎から血液の中に入り、血液の流れに乗って全身を巡り、私たちのからだに悪さをしているのではないかと考えられています。歯周病が私たちの健康を損ねるばかりか、命に関わる全身疾患を悪化させるとしたら・・・・・・。
治療をしないで放っておくと、歯周ポケットはどんどん深くなり、細菌の生産工場のようになってしまいます。歯周ポケットができてしまうと、歯ブラシの毛先は、残念ながらその奥にはほとんど届きません。その為にプロの技術が必ず必要になるのです。
ぜひ当院でプラークや歯石をしっかりと取り除いて治療して、歯と歯茎と体の健康を取り戻しましょう。

お薬手帳は大事!

皆さん、こんにちは。中里デンタルクリニック.です。

 

今日は、「お薬手帳」についてお話していきます。

突然ですが、皆さんの中で病院や薬局に行くときはお薬手帳を持っていくけれど、「歯科医院ではいらないだろう」を思っている方はいませんか?

実は、歯科もお薬手帳をお持ちいただけるととても助かるのです。

 

からだやお口の中のことは、別物と思われがちです。

しかし実際には、患者さんの持病や持病の治療薬が歯科に与える影響はたいへん大きいのです。たとえば、血液サラサラの薬を飲んでいる患者さんが、それを歯科に知らせず抜歯を受けたら血が止まらず大変です。

そのため歯科では、治療を安全に行うためにも、患者さんの持病や服用しているお薬について、できるだけ正確な情報がほしいと切実に思っています。

 

ただ、そうは言っても、正確に申告していただくことは容易ではありません。

病院を掛け持ちし、いろいろなお薬を飲んでいる方も珍しくなく、受けている治療をご自分ですべて把握しておられるとは限りません。

 

そういう時に頼りになるのが「お薬手帳」。

少なくとも、医科で治療中の方に関しては、受けている治療、飲んでいるお薬が歯科医師に正確に伝わります。患者さんに配慮して治療ができますし、大事な注意事項もあらかじめお伝えできます。

 

たくさんある持病の中でも、今回は「糖尿病」と「高血圧」を中心に、歯科治療への影響についてお話していきます。というのも、このふたつは血栓症、動脈硬化、腎不全などの合併症が起こるきっかけとなる病気で、さまざまな病気に関係しているからです。

それぞれの病気が、「歯科治療にどう影響するのか」「何に注意すればよいか」について知り、歯科で治療を受ける際にぜひお役立てください。

 

「糖尿病が及ぼす影響と注意点」

⑴歯周病になりやすい

炎症が起きやすく、治りにくいという傾向があります。定期的にメインテナンスを受け、歯周病から歯を守りましょう。

 

⑵傷が治りにくく、感染しやすい

手術後の傷が治りにくく感染しやすいです。抗生物質などは歯科の指示通りに飲みましょう。

 

⑶低血糖発作を起こすことがある

抜歯前などに、「気分が悪くなるといけないから」と食事を抜く方が時々います。しかし、糖尿病は血糖値を自分でコントロールできなくなる病気。食事をとって、飲み薬やインスリンなどで血糖値のコントロールをして体調を整えて、治療にのぞみましょう。

 

「高血圧が及ぼす影響と注意点」

⑴出血しやすい傾向がある

血圧のコントロールがされていないと、クリーニングしたり、抜歯などの外科処置を行ったりした時に、出血しやすい傾向があります。止血処置を念入りに行いますのでご安心ください。

 

⑵血圧が上昇しやすい

治療中に血圧が急上昇してめまいやふらつきが起きては危険です。休薬をせずに、血圧を十分にコントロールして受診しましょう。当院でも、事前に血圧を測ってから治療に入るようにしています。

 

⑶歯茎の炎症が起きやすい

血管を広げるお薬のカルシウム拮抗薬による副作用(歯茎の膨張)は、口の中に歯垢がたっぷりある方に起きやすいです。日頃から丁寧に歯磨きをして清潔を保ちましょう。

 

今回は、二つの病気についてのお話でしたが、この他にも気をつけなければならない持病、お薬、症状などがたくさんあります。

初診時にお薬手帳を見せたとしても、歯科への通院中に持病のお薬が変わったり、増えたりすることも少なからずあるでしょう。

そうしたときの強い味方になるのが、「お薬手帳」です!

歯科で治療を受ける際には、ぜひ保険証とお薬手帳をセットで受付に見せるように、ご協力をお願いいたします。